雪中行軍のニューヨーク自転車通勤

昨夜は帰路につくと吹雪。

天気予報では雪は日中数時間だけで夜は曇りと出ていたのだが賭けに負けた感じである。

ジョージワシントンブリッジに入ると既に雪が少し積もって走りづらい状態。



幸いまだ雪は降ったばかりで柔らかく、シュプールを描きながら進む。



が、帰宅する頃には雪もどんどん積もる。



走ってる間にブロンプトンの前面にも雪が積もっていた。



今朝、雪はところどころで固まってしまっており、かなり滑りやすい状態に。

ガリガリ、パキパキと氷を砕いて進む音を聞きながら重心を後ろにしてペダルを回す。




特にランプは凍り付いていてまるで滑り台。

まっすぐ走っていてもハンドル操作がシビアで、タイヤが回っているのではなく滑っているのがわかる。

こりゃあ普通に走ってたら転ぶなと思いながら歩いて降りる（それでもSPDの靴でところどころ滑りながら・・・）。




ところがマンハッタンに入ると別世界。

車道にはほとんど雪が積もっておらず快適に進む。

普段はその有り難みに気付かないが、ストレスフリーで走れる環境はまさに天国である。




夜、はたしてジョージワシントンブリッジのサイドウォーク閉鎖の案内メールが届く。

おそらく誰かランプで転んで危険ということで閉鎖になったのだろう。

しょうがないので橋までいまっちさんと走ってバスで帰宅。

橋が閉まっているので同じようにバスに乗るサイクリストが。



バスの前面には自転車を乗せるラックが2台分しかないのだが、運転手に相談すれば混んでいない場合に中に入れさせてもらうこともできる。

ということでいまっちさんと自分はバス内に持ち込み。



ブロンプトンは畳んでコンパクトに。



まだまだ12月初旬、この冬も大変な日々が続きそうである。