ポケモンGOを試してみたらミイラ捕りがミイラになった件



前回、自転車通勤ルートに大量のポケストップやポケモンがいて、自転車通勤の敵だとわかったポケモンGO。

今年は週末は全く自転車に乗る時間が取れないので基本的に自転車通勤のみがトレーニングとなっている。

つまり自分にとって通勤ルートで思い切り踏み込めなくなるということはトレーニングのパフォーマンスに直結する大問題なのである


この怒りはポケモンを捕まえることで晴らすしかない!



ということでミッドタウンを北上。



セントラルパークに繰り出すとポケモンで溢れかえっている。




さっそくポケモンゲットだぜ。




このポケモンの集中ぶりを見て、みんながセントラルパークに集まるのがわかる気がした。




ちなみにジャスティンビーバーもポケモンを捕まえるためにセントラルパークに出現し、しかも周囲の人もポケモンGOに夢中でジャスティンビーバーに気付かないという状態に。

悲報。ニューヨーカー、ポケモンに夢中すぎてジャスティン・ビーバーに気がつかない


タイムズスクエア近くのブライアントパークもポケモンが多い。




タイムズスクエアもポケストップになっている。




今大統領選で話題のトランプの名所もポケストップに。




ユニオンスクウェアも。




そうこうしているとレアなピカチュウが。



ピカチュウゲットだぜ。




ちなみに捕まえられるポケモンは同種のダブりも含めて250匹までなので、それ以上捕まえるには課金してアップグレードするか、捕獲済みポケモンをリリース(博士に転送)しないといけない。博士に転送すればそのポケモンを強化するためのキャンディを1つもらえるので、CP(コンバットパワー)が低いポケモンをバンバン放出していく。

ポケモンストックの上限が決まっているので情けは無用。CP順に並べてみて、小さい方からリストラ候補としてどんどん首を切る。




基本的な流れとしては、数匹のメインポケモンを強化していき、それ以外のポケモンは適宜放出していくことになるのであろう(あとピカチュウのようなポケモンはペット要員として飼い殺しにする)。




強化するにもそのポケモンのキャンディが必要になり、そのキャンディは当該ポケモン(またはその進化、退化系)を捕まえる(+3個)か、リリース(+1個)するかでしかゲットできないので、そもそも頻繁に登場しないピカチュウなどのレアポケモンは強化するのも一苦労であり、それならば出現頻度の高いポケモンを進化→強化していった方が効率がいい。




ポケモンを捕まえるポケボールや、ポケモンを捕まえやすくする「ズリのみ」等のアイテムはポケストップで手に入る。忙しい社会人などは、「ラッキーエッグ」で取得経験値を2倍状態にした上で、「おこう」でポケモンを集めて、ポケモン捕獲段階ではポケモンのCP具合(捕まえやすさ。捕まえる際の輪の色でも判断できる)によって「ズリのみ」や「スーパーボール」で捕獲効率を上げることで効果的にゲームを進めることができる。

さらに捕まえる際にポケボールをクルクルと指で回転させることで回転がかかり捕まえやすくなるらしい。ただ回転をつけるとカーブをつけて飛んでいくのでそれを踏まえて時計方向回転であれば左側に向けて投げてやる必要がありコツが必要になる。


ということで、ゲームの進め方としては、

  1. ポケストップでアイテムゲット
  2. そのアイテムで効率的にポケモン捕獲
  3. 1と2を繰り返して「キャンディ」や「星くず」が溜まったら進化と強化で強くしていく
  4. ジムに挑戦

となる。これに課金要素でお金を払って1を短縮化して時間を節約することもできる(が、本当に時間を節約したい人はポケモンGOなどするまい・・・)




ジムにはそもそもレベル5になるまでは参加できないし、スーパーボール(英語名はGreat Ball)もレベル12、ウルトラボールはレベル20になるまでは登場しないので、まずは長いこと1~3を繰り返し、プレイヤーのレベルを上げつつポケモンを強化するというループをひたすら繰り返すことになる。

なお、強化の上限もプレイヤーレベルでキャップがかかっており、上限からさらに強化させるためにはレベルを上げる必要がある。




ジムは3チームに分かれており、自分のチームと他チームの争奪合戦のようになっているが、どちらもすることは同じでそれぞれのポケモンを戦わせることになる。ポケモン同士の戦いでは、タップして攻撃したり、スライドして攻撃を避けたりといったことができるので、ただ単にボールを投げるだけの捕獲パートに比べてアクション性と操作による優劣は出やすい部分かもしれない。

相手のジムを陥落させるとジムリーダーとして自分のポケモンを置けるが、まあこのジム戦までの流れがポケモンGOの本編的なゲームの流れなので、拡張現実やスマホという部分を除き、純粋なゲームシステムとしてみると、一昔前のスーパーファミコンまたはファミコン時代でも同じようなものがあったかもしれない。

逆に言えば、フィールドを歩き回って敵(ポケモン)と遭遇してレベル上げていくという要素に削ぎ落としていくと、RPGの王道をトレースしていることがわかる。まさに20年前にゲームボーイで発売されたポケットモンスター赤、青の拡張現実版といえるかもしれない。

ただ、結局のところやれることはゲームでしかない。

Twitterの1日あたりの使用時間数を抜いた等々騒いでいても、他人とのコミュニケーションがベースにあり常に(ユーザーによって)コンテンツが作られていくTwitterと違い、ポケモンGOは所詮ゲーム。

単なるゲームとして考えると、どこまで飽きられずに続けさせられるかがカギになっていくのだと思う。


一方、上で「本編的な」と書いた通り、常にアップデートで機能追加が可能なスマホゲームということを考えると、今後いろいろな付加サービスや楽しみ方が出てくるかもしれない。

前回取り上げた通り、ニューヨークのピザ屋がルアーモジュールを使って売り上げ増加に繋げているし、日本ではマクドナルドが提携している

さらにPokeDatesという出会い系サービスまで出るらしい。






初期ユーザーは確保できているので、単なるゲームの枠を越えてどこまでユーザを囲い込めるか、単なるゲーマーをコミュニティ参加者かつコンテンツ発信者へと変換していけるかがポケモンGOの将来資産価値を左右するのであろう


2 件のコメント :

  1. バックリはまってらっしゃいますね〜。笑
    チャリにしろ、ポケモンにしろ、早速の人柱ありがとうございます。詳細なレポートで、もうやったような気になれました。感謝。
    コタパ

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    1. 敵を知り己を知れば・・・と思っていたら敵に取り込まれておりました(笑)
      このままでは8月の乗鞍に影響が・・・

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