自由度ランキングに見る世界と日本

世界の自由度ランキングがフリーダム・ハウス(Freedom House)から発表された。

フリーダム・ハウスとはアメリカに本部を置く国際NGO団体。

政治や言論、職業、住居選択、性別等々の様々な基準による自由を点数評価し、0点~100点で判定している。



フルレポートはまだ2017年のものしかないが、大きな変更はないので全体の傾向をチェックしてみる。



最高得点の100点をとっているのはフィンランド、ノルウェー、スウェーデンと北欧三カ国が独占。

次点の99点はカナダ、オランダ。

うーん、どれもこれも寒いところばかり・・・。

ニューヨーク、ニュージャージーに住んでいて思うのは、冬の寒さと短い日照時間は人生のライフクオリティにとってインパクトが大きいということ。

少し走ればウォーターボトルの水が凍り、子どもを公園にも連れて行けないような寒さでは夏と比べた場合の日常生活のクオリティの差は歴然。

日照時間も午後4時台には暗くなり、9時頃まで明るい夏と比べると同じ1日でも短く感じる。

人生は毎日の積み重ねでできているのだから、1日が短いということは人生自体が短くなってしまうということだ。

ということで赤道付近で得点の高いところはないかと探すが見つかりにくい。

アフリカは言うに及ばず、明るい北朝鮮こと開発独裁国家のシンガポールは52点だし、ベネズエラに至っては26点。

赤道付近はともかく、それでも暖かい地域へ目を向けるとポルトガルの97点、オーストラリアの98点あたりがベストポジションか。

一方で2017年に大きく順位を落としたのはトルコ。

インターネット閲覧規制や軍事クーデターを考えれば当然か。



全体で見ても自由指数は低下傾向にあるのがわかる。



その中でも最低を誇るのがシリア・・・。

なんと0点~100点評価なのにマイナス1点を記録している・・・



ISやアサド政権による市民虐殺や毒ガス散布・・・。

アメリカも去年ミサイル攻撃をし、トルコ、ロシアの軍隊も入り乱れて、クルド人の独立運動も合わさってまさに地獄絵図。

そのアメリカは政治の自由を落として7段階評価中2番目に。



レポートを見るとその原因はロシアゲート事件やフェイクニュースによる政治介入。

一方、我らが日本は96点とアジア1位。



アジアランキングでは、2位は台湾の93点だが、3位は意外にもモンゴルの85点が続く。



韓国が84点と来て、その次も意外なインドの77点。



ちなみに日本の詳細レポートはまだ発表されていないが、点数自体は2017年と同じなので去年の明細を見ると、女性の政治、職場参加やセクシャルハラスメント、性風俗での人権侵害などがマイナスとなっている。

さらに2016年からの注目点として特筆されていたのがこちら。



「3人のテレビプレゼンターが政府の意向を忖度した結果降板した」


3人の日本人テレビプレゼンター・・・。





3月末での降板を発表したのはテレビ朝日「報道ステーション」メーンキャスター、古舘伊知郎さんとTBS「NEWS23」アンカー、岸井成格さん。NHKも「クローズアップ現代」の国谷裕子キャスターの降板を検討している。

番組での発言が政権側から何度も批判された古舘さん。降板の発表会見でも「キャスターは反権力の側面がある」と自説を曲げなかった。

大物政治家にも鋭い質問を浴びせる国谷さんも「降板させられるのでは」との臆測が何度も流れていた。

古舘、岸井、国谷キャスターも… テレビ報道の顔交代 「公正」注文で及び腰?




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