糖質制限ケトクレームブリュレに挑戦

ケトフレンドリーなスイーツ第二弾はケトクレームブリュレ。

ちなみに日本語だとクレームブリュレだが、英語のCrème Bruleeの発音をカタカナ表記にすると「クリームビュレーイ」に近く、テンポ(スピード)としてはクリーム・ビュ・レーイで、タンタンターンとなり、「レー」部分にアクセントを置いて発音する。

もともとカスタードベースのプディングにカソナード(厳密には定義が違うがいわゆる「きび砂糖」、ブラウンシュガー)をキャラメライズするだけという簡単な材料なので、ケトフレンドリーといっても糖質制限にするためには砂糖を置き換えるくらい。

材料は簡単でもバーナーが必要なのがハードル高いが、一度用意してしまえば問題なし。



今回は砂糖をエリスリトール、カソナードはブラウンシュガーの代用として使えるブラウンエリスリトールに置き換えるだけ。



材料とカロリーおよびPFCバランスは以下の通り。今回も卵は1個でまずは様子見の試作品を作る(卵黄の重量は卵1個の実測値)。



レシピはこれまた簡単で手順は以下の通り。卵黄しか使わないので卵白でメレンゲを立てる必要もない。

  1. 卵を卵黄と卵白に分け、ボウルで卵黄とエリスリトールが完全に一体になるまでよく混ぜる
  2. 鍋でHalf & Halfを煮込みながらバニラエッセンス数滴と塩ひとつまみを加える
  3. 煮立ってきたら1のボウルに2を加えながら混ぜる
  4. 完全に混ぜたら濾しながらラメキン(耐熱容器)に注ぐ
  5. オーブンに湯煎をして入れて325℉で20分焼成
  6. 焼成後ゆっくり室温に戻したら取り出す。
  7. 冷めて表面が固まったら(夏場は冷蔵庫に入れた方が早い)ブラウンエリスリトールをふってバーナーでキャラメライズ

ちなみにこのラメキンは7年前の欧州遠征時にルクセンブルクでクレームブリュレを買ったときの容器。まさかこの容器を自作クレームブリュレ用にリユースすることになるとは当時は想像だにしていなかった。



ブラウンエリスリトールのキャラメライズも申し分なく、スプーンで軽く叩くとカチカチとしてパリパリ感は上出来。



ブラウンエリスリトールは糖アルコールとあってキシリトールと同様に口に入れたときに清涼感があるが、その点を除けば食感はカリカリしていて十分カソナードの代わりになる。

エリスリトールもたっぷり使っているからかスイーツ好きとしてもかなり満足な出来となった。



ダイエットをしていない家族からもリクエストがあったので、今度は卵2つで普通の砂糖とブラウンシュガーを使って家族用の通常版クリームブリュレを作る。カソナードがなかったので砂糖で代用したが焦げがきついか・・・。



レシピはケトクリームブリュレと一緒で、エリスリトールが砂糖に変わっただけ。

これで卵黄を全部で3つ使ったのでその分卵白が余ることに。

余った卵白はベイクトスフレチーズケーキに活用。



卵白消費としては単純にメレンゲとして焼き上げてもいいし、スフレケーキだけでなくラングドシャ、フィナンシエ、シュガークッキー、マカロンなど使い道はいろいろ。自分はふわふわシュワシュワ感が好きなのと簡単なのでスフレにすることが多い。



通常クレームブリュレとケトクレームブリュレのスペックを並べるとこんな感じ。やはり砂糖をセーブできるのは糖質制限としてはでかく、カロリー自体も砂糖を使うと150%増しになるが、一番大きいのはPFCバランスで一方はケト、一方は糖質割合が一番高くなる



なお、エリスリトールと砂糖の換算量が違うのは、冒頭で取り上げたブラウンエリスリトールと砂糖との甘味比率が1:1、今回使った通常のエリスリトール(&ラカント)は2:1となっているためである。


家族にも好評だったのでまた次回は腕を上げて挑戦したいものである。


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