今週の水曜夜、これまで通り普通にパソコンを使っていたらいきなりBSOD(Blue Screen Of Death)の画面になってハングアップ。
再起動を試みたものの、BIOSの時点で起動が止まってしまい、Windows11自体が起動できなくなってしまいました。
Windows11がブートできなくなった原因は…
別端末でググってみると同じような症状はあるのですが、複数ある解決方法のどれを試してみても解決せず…。
とりあえずMicrosoftのサイトからシステムリカバリのUSBドライブを作成してトラブルシューティングを起動。BSOD前のリストアポイントが作成されていたのでシステム修復を試してみます…。
が、エラー。
ブートファイル修復系の以下を試してみてもエラーが出て修復できません。
- bootrec /fixmbr
- bootrec /fixboot
- bootrec /rebuildbcd
- 修復を試す→
- エラー→
- そのエラーを調べる
- そのエラーの修復を試す→2へ
ということで何回も上記サイクルを繰り返した結果、結局Cドライブがハードウェアレベルで読み取り専用になってしまっていて、起動も修復も、ファイルシステムを書き換えることができないためエラーになっていることが判明。
コマンドプロンプトのDiskpartでattributes disk clear readonlyをしてみても、読み取り専用なので読み取り専用属性を変更できないという自己矛盾エラー状態で直せません。
実際調べてみると同じような状況が起こっているサイトがいくつも見かけることができ、グーグル検索では「samsung 980 pro read only」と打ち込んだ時点で「samsung 980 pro read only bug」と検索候補が出てくるほど。
Samsungは5年のメーカー保証期間があるようで、製品不良によるメーカー交換に行き着いているケースがほとんどで、自分の場合も手元の作業ではどうにもならなそう。
新HDDへ交換
ということで気持ちを切り替えてまずはパソコンの復旧に注力します。システムトレードをしていて復旧が伸びるほど機会損失が増えていくので翌日には復旧したいところ。
すぐにミッドタウンにあるB&Hという店で代替のM.2ハードディスクをオンライン注文。配達を待ってられないので直接ピックアップすることにします。
翌日ランチタイムに店まで移動。9番街の34丁目にあるのでエンパイアステートビルを横目に向かいます。
店について無事受け取り完了。
帰りはタイムズスクエアのNASDAQを見ながら会社へ戻ります。
つい先日ニューイヤーでボールがドロップしていた名残の2024の表示がビルの上に見えます。
ということで新HDDをゲット。もうSamsung製は使いたくないし、BIOS等での判別にも役立つので違うメーカー(Crucial)の同程度の性能のモデルにしました。
ヒートシンククーラーも一緒に購入。
帰宅後、パソコンを開けて交換します。が、グラフィックボードがでかすぎてそのままでは装着できません。
定規で爪を外してGPUを取り出すと壊れたSamsungのM.2 HDDが見えます(ENERMAXというヒートシンクがついてる部分です)。
ソケットによっては2230, 2242, 2260にも対応していますが、まあ実質22mm × 80mmの2280しか使うことはないと思います。
新M.2 HDDへWindows11の再インストール
装着が完了したらパソコンを起動して、新しく挿したHDD(Drive 1)へ新規インストールを試みます。ファイルのコピーが始まって一安心と思ったら「Windows couldn't create a new partition or locate an existing one」のエラーが出て止まってしまいます。
調べてみると、SystemタイプのDiskが複数ある場合、インストール先のDiskを指定していても競合が起こってインストールできなくなるそうです。
BIOSでHDDを無効にすることができないので、もう一度PCケースを開けて物理的にM.2 NVMe SSDを外します。
さすがに物理的に外してしまえばまっさらな状態になるので新規インストールと同じくインストールができました。
インストール後にベンチマークを試してみると、Gamingのスコアを見る限りちゃんとグラフィックボードの性能が反映されているようです。
かなり焦りましたがなんとかNVMe M.2 SSDの交換だけでパソコンを復旧することができました。
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