正月の地震の訃報を聞いて地震大国に住むリスクを考えてたところにこのニュース。
てっきり災害リスクかと思いきや、日本経済や国の将来を憂えてとのこと。今から20年以上前に日本の閉塞感に違和感を感じていて実際移民することになった自分からしてみれば今更感がありますが、それよりも怖いと思うのは災害リスクです。
いつも大地震が起こるたびに心配してニュースを見ていますが、今回の地震では奥さんと子供3人の家族4人を失ってお父さん一人だけが生き残ったという家庭が2つもあり心が痛みました(ニュースになってないだけで同じような事例があるのかもしれませんが)。
この世界には地殻プレートの構造上地震が起こりえない地域がいっぱいあるわけで、地震は回避可能なリスクであることを考えると住む場所を考えさせられます。
自分は東海地方の出身で、物心つく子供のころから東海大地震(今では南海トラフ地震と言うらしいですが)が必ず来ると(きつい言葉で言えば)脅され続けてきました。
ある意味恐怖を植え付けられて育ってきたので、地震が来ない地域へ行かなければという強迫観念が培われたのは当時の学校&地域教育の賜物だと思います。
ちなみにケンブリッジ大学のWORLD CITIES RISK 2015-2025(PDFリンク)はGDPベースのリスクランキングですが、台北に次いで東京は2位。自然災害ごとのハザードマップを見るとほぼすべての自然災害に日本列島が入ってしまっているのがわかります。
上位を見ると台北、東京、ソウルと東アジアばかりで、台北や東京はニューヨークと比べてもダブルスコアです。
さらにTokyo tops list of cities most at risk of disastersの記事では、World's Most Vulnerable Citiesのトップ10内に3つもランクインしている国は日本だけとなっています。
World's most vulnerable cities, with population:
- Tokyo-Yokohama, Japan (57.1 million)
- Manila, Philippines (34.6 million)
- Pearl-River Delta, China (34.5 million)
- Osaka-Kobe, Japan (32.1 million)
- Jakarta, Indonesia (27.7 million)
- Nagoya, Japan (22.9 million)
- Kolkata, India (17.9 million)
- Shanghai, China (16.7 million)
- Los Angeles (16.4 million)
- Tehran, Iran (15.6 million)
ちなみに10年前のロイターの記事でもTokyo-Yokohamaが一位になっていたことを考えると、自然災害リスクという性質上、少なくとも自分や子供が死ぬまでの間にランキングが大きく変動することはなさそうです。
ではニューヨークの方がいいかと言われればそんなことはなく、そもそも上記は自然リスクだけなので、犯罪件数といった治安面、物価面も考えるとランキングは大きく変わると思います。
特に学校での銃事件は毎年のように起こっているので心配なところで、これも日本にいればほぼ起こることのないリスクと考えると大きいカントリーリスクになると思います。
他にも住みたいと思っていた地域でも治安、経済面以外にも政治面での問題があったりと一筋縄にはいかないので終の棲家の検討はまだまだ続きそうです…。
自分は東京でリモートワークしてますが、考えさせられますね。
返信削除カナダだったらいつでも住めるんですが、仕事とか天気とか治安を考えるとなかなか行くに行けない状況です。
天気も大事ですよね。こちらは明日は風速冷却マイナス19℃の予報でしびれそうです。冬が長い地域はかなり損してると思います…。
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