盗難防止用 手錠型自転車ロック

日本に比べて自転車の盗難が激しく多いニューヨーク。

格差が激しいアメリカでは、貧困層の人にとって街中にある自転車は、道にお金が落ちているのと同じようなものだ。実際自分も300ドルした折り畳み自転車を去年見事に盗まれてしまった。

ちなみに自動販売機も同様の理由なのか全然見かけることがない。ジュースの自動販売機もあるにはあるが商業施設の中だったりで、屋外の道路脇に設置されているところは見たことがない。彼らにとっては貯金箱が落ちてる感覚なのだろう。

そのため自転車も、日本のママチャリのような、自転車自体に鍵がかかっているタイプはまず見かけない。

基本的に地球ロック(地面とくっついている建造物の柱とかポールとかと自転車をチェーンなどで括り付ける)が当然で、チェーンといってもキン肉マンの超人が担いでそうなでっかい鎖状のものだったり、U字型の簡単には切れないロックだったりする。

そんな中でセンス溢れるロックを見つけた。



なんと手錠の形でポールに絡ませてお縄頂戴状態で自転車を固定しているのである。



実際、太い鎖のロックに比べればたいしたことない強度かもしれないが、盗人が現れても手錠の形をしていることで、逮捕・警官を連想させるだろうから盗難防止効果は高いかもしれない。


4 件のコメント :

  1. なかなか洒落てますね。w
    ロックは、悩ましい自転車グッズです。細いヤワなものでは無意味だろうし、かといって頑丈そうなものは当然でかくて重いじゃないですか。盗難の話を聞く&見るなか、適当なものを1本買うには買ったものの、結局、自転車に常備してません。
    皆さん、どうしてるのかなぁ?

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  2. 初心者ロードレーサー2010年11月17日 1:58

    ニューヨークでは太いロックを駐輪場所に置いてる人も結構見かけます。通勤とか、いつも停める場所が決まっているのであればそれもありだと思います。日本のワイヤーの数倍は太いこちらの鎖なら、防犯効果も抜群だと思います。
    アメリカでは自転車マーケットが発達しているせいか、前輪やサドルだけ盗まれて盗品売買に流されてしまうことがあります。実際、以前前輪だけ盗まれたという人が職場にいました。なので、サドルもチェーンでフレームと固定して、後輪+フレームと建造物をつなげて、できれば前輪を外して後輪と一緒にとめるか、前輪とフレームをさらにチェーンでつなげるという、チェーン2個、3個止めが必要になってきたりします。
    私も今自転車通勤を検討しているところですが、こちらの自転車事情も踏まえて今後ブログを更新していければと思ってます。

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  3. 停める場所が決まっていれば、重くてかさばるものでも良いわけですね。なるほど、とてつもなく重い自転車ロックが売れる理由が、ようやく分かった気がします。ホイールとフレームを一緒に地球ロックしろという話や、2本以上使えという話は、こちらでもよく耳にします。面倒ですが、しょうがないのでしょうね。
    ところで近所のスーパーに、前輪ホイールをスリットに入れると、リムを挟み込む要領で自動的にロックされる方式の有料駐輪場があります。(一定時間以内なら、出場時にコインが戻ってくるらしい。) そこで、クイックリリース・スキュワー付きの前輪だけをロックしている、ちょっと高そうなクロスバイクを見たことがあります。前輪ホイールだけ残して自転車が消えていたら、どうするんでしょう。(笑)

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  4. 初心者ロードレーサー2010年11月18日 11:31

    こちらでは前輪だけロックに繋がれて駐輪場に置かれてる自転車(というか既に「車輪」ですが)をよく、ほんとうに何度も見かけます。前輪がない自転車は実用性ゼロなのでおそらくパーツ転売目的で盗まれてしまった犠牲者だと思います。

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