正伝三国志攻略:戦力を上げる優先順位と方法まとめ

MMORPGの正伝三国志では、他のプレイヤーと競争するというゲーム性質から、戦力とそれに付随する兵力を早く上げることが重要になってくるので、どうすれば効率的に戦力を上げられるかをまとめてみたい。

戦力はコツコツドカンで上がる

まず意識しておきたいのは、戦力は線形ではなく、コツコツドカンで一気に上がるということ。

よって、闇雲に戦力が上がる方法をすべて試すよりも、ある程度ドカンとなる部分に的を絞って時間と手間を掛けるのが望ましい。

この点、戦力を一気に上げるドカンイベントは大きく分けて以下の3つ。

  1. 兵種レベルアップ(R上げ)
  2. ★ランクアップ
  3. 装備共鳴
戦力上昇値は現在の戦力によって変わる(元の戦力が高いほど上昇値が大きくなる)ので一概には言えないが、通常の装備Lvアップや宝物、馬具などで上げられる幅に比べて、上記3つは段階にもよるが育成前半(部隊戦力数十万程度)で数千、育成後期(部隊戦力50万~100万程度)では数万以上の戦力アップ効果がある。

例えば部隊戦力50万前後あたりで全武将R20にすると1万数千×6人で戦力が一気に7万以上アップするし、部隊戦力が80万前後で全武将R25にすると4万前後×6人で100万台を越えてくる

ということでこの3つに絞り、1つずつ対策を見ていきたい。

1.兵種レベルアップ

兵種レベルアップでは、R10、R15、R20のときに兵種が上位種にクラスチェンジするので一気に戦力が増加する
例えば資質110、★4の黄忠がR18からR19になっても戦力は1300ほどしか上がらないが、R19からR20になると約10倍の13000ほど急上昇する(戦力変動の絶対値は装備品や他のステータスの影響も受けるので比率をご参考いただきたい)。

武将のRレベルを上げるのに必要なのは武将EXP(経験値)なので武将EXPをいかに効率的に稼ぐかが兵種レベルアップへの近道となる。

武将EXPを稼ぐ手段は、盗賊討伐、演武、EXP書の3つ※で、効率の比較イメージは「討伐>>>演武>>>>EXP書」(※蛮族討伐や演義イベント、攻城守備隊でも稼げるが恒常的な手段ではないので割愛)。

討伐はLv40到達前のEXP対戦力でみると、馬賊より一般盗賊の方が効率がいい(=戦力が低いのに貰える経験値が多い)。例えば流賊Lv7は戦力14.91万で1人あたり40500EXP稼げるが、精鋭馬賊Lv1は戦力18.66万なのに42100EXPしか稼げず流賊Lv7とたいして変わらない。

ただ相手の陣形や自分の1軍の構成との相性によっても削られる兵士数は変わってくるので、自分が一番被害を受けにくい相手を何度も討伐周回するといい。そうしないと死亡兵や負傷兵が増えて徴兵や回復が追いつかなくなる(その結果、連続討伐周回ができなくなり効率が落ちる)。

演武は掃討であれば一瞬で稼げる時間効率が魅力だが、稼げるEXPの量は討伐に比べて少ない。なお、演武で得られるEXPは演武レベルではなく君主レベルと連動しているので、掃討するときに第一章まで戻ってもEXPは変わらない。レベリングに苦労するであろう主君Lv25~Lv30時の対応EXP(武将一人あたり)は以下の通り。

主君Lv普通1回(体力5)困難1回(体力10)肉まん1個相当(体力50)
251720344017200
261900380019000
272260452022600
282500500025000
292800560028000
303070614030700

こうしてみると、主君レベル30では肉まん1個で30700EXPで、盗賊Lv7の40500EXPに及ばず、盗賊Lv8では58500EXPなので半分近くしか稼げない

商店の初回購入で肉まん1個=行軍令1個=30元宝であることを考えると、演武では30元宝で30700EXPなのに対し、盗賊Lv7討伐では30元宝で202500EXP(=40500EXP×5回討伐)となり、元宝換算EXPでは盗賊討伐の方が演武より6.6倍も効率が良い

また、盗賊討伐ではEXP書をドロップするのでさらに効率が良くなる。

そのEXP書だが、上記討伐や演武は1人あたりのEXP×6人になるのに対し、EXP書は1冊で6人分ではなく1人ずつでの適用になるため非効率。あくまであと少しでレベルアップできるときや、新たに入れ替えた武将を集中して育てたいとき等の補助として使う程度に考えておきたい

ということで、兵種レベルアップをまとめると、「ひたすら盗賊討伐周回!」の一言に尽きる。盗賊討伐で装備も揃うし討伐イベント開催中はその報酬も入るので一石三鳥。

ただそのためにも毎日商店で行軍令を買い占めることを忘れないようにしたい。課金に抵抗がない人は60元宝で行軍令大×2が貰える単独チャージ(イベント時期によっては単独チャージギフトとチャージポイントの交換で行軍令大2個になる)も検討したいところ。正伝三国志では小さい金額のチャージ報酬の方が費用対効果が高い傾向にあるので、一気に課金するよりも小額をコツコツとの方が長い目で見れば役に立つ。

2.★ランクアップ

★ランクアップには武将(=好感度)と銅銭が必要。

★ランクは最大で7まであるが、7まで上げるには同じ武将を22回分入手する必要がある。資質別に必要な好感度は以下の表の通り。

武将色
資質305080100110120130
登用時1020100300600750900
1020100300600750900
★★1020100300600750900
★★★2040200600120015001800
★★★★3060300900180022502700
★★★★★40804001200240030003600
★★★★★★501005001500300037504500
★★★★★★★501005001500300037504500

武将(好感度)のメインの入手方法は酒場になる。

ただ資質120の一部武将は酒場では出てこないので運営イベントか城巡回等の方法で獲得することになる(資質130武将は基本的に運営イベントのみ)。ただ酒場以外の武将は好感度を集めるのに時間がかかるので、無課金~中課金のプレイヤーであれば酒場の武将に絞った方がいい(詳細は「課金レベル別の武将評価と育成方法」参照)。

ちなみに城巡回は一部の郡城で資質120武将の好感度が出る。

城巡回の戦利品は部隊全体の戦力ではなく、高ステータス(武力、知力)武将によって決まるので、一人でも高ステータス武将がいればいい。フル巡回で3時間と長いので、寝る前などに1軍を5部隊にばらして行かせると効率的

例えば以下の例は小喬一人で行かせた場合だが十分すぎるほど戦利品を獲得している。そして小喬より低いステータスの武将を5人追加しても巡回ログでは小喬の名前しか出てこない。なお、武将の好感度は国子監の古代の棋譜イベントで出てくるので知力寄りの武将が好ましい


いわゆる「ガチャ」の集賢所では、兵馬募集と1日1回の無料人材登用に止めておいて元宝を利用するのはお勧めしない。

軍団商店や勢力商店でも特定の武将の好感度は手に入り、特に大喬は軍団商店が一番効率がいい

あとは運営イベンドでの入手が元宝効率がよかったりするが、時間が限定されていたり対象武将の資質が高すぎて★ランクアップには現実的ではなかったり(百万円単位で課金しないと★7まで上げられない)するので、元宝というかお財布と相談して判断したい。

酒場では大量の、本当に大量の約束の印が必要になる。2回重ねて書いたとおり、むしろこのゲーム(の途中まで※)は約束の印を如何に効率良く大量に集めるかのゲームといっても過言ではないかもしれない(※一通り★7まで完凸したあとは、酒場に出てこない高資質武将を軍団商店や城巡回、運営イベントで集めていくことになる)。

★ランクアップのコツは、1軍の武将を6人決め、その6人に絞ってひたすら約束の印を集めること。

約束の印の交換レートは以下の通り。
  • 赤(資質130)武将:好感度1=約束の印50(酒場で出てこないので好感度分解の一方向のみ)
  • 橙(資質100~120)武将:好感度1=約束の印40
  • 紫(資質80)武将:好感度1=約束の印30
  • 青(資質50)武将:好感度1=約束の印15
  • 緑(資質30)武将:好感度1=約束の印5
約束の印を集めるために毎日するべきことは以下の4つ。
  1. 無料回復の体力を使って演武の困難を掃討して好感度分解=約束の印3000(2倍ボーナス時は肉まんを使って3倍分掃討=3000×2×3=約束の印18000)
  2. 勢力商店で甄姫の好感度50購入→分解して約束の印2000
  3. 闘技場商店で約束の印宝箱×2購入=約束の印1000
  4. 軍団の城元宝寄付で武将交換→分解(最大レベルで50元×10回=1120名声=約束の印9500)
  5. 兵馬募集10回(1万銅銭)→最低(緑武将10人)で500、青武将2人いれば1000だが、紫武将が1人でも出れば3450以上になる
軍団商店等では交換できるタイミングによって日ごとの差は出るが、これで毎日平均で少なくとも3000+2000+1000+9500+500=16000分の約束の印を確保することができ、これをベースとしてイベント報酬や課金等で補っていく形になる。大喬を育成中であれば4の軍団商店は分解せずにそのまま大喬の好感度に充てればいい。

酒場では無料更新枠と酒場更新令を使って目的の武将の好感度をコツコツ集めていく。

この点、上記でも少し触れたが、約束の印での一括買いは即決だが、元宝での一括買いはレートが高いので避けるのがよい。敢えて元宝で買う際は、交換レートが高いのを認識しながらもあと1回で★ランクアップできるといった時間を買う場合か、約束の印で一括買いが出ない資質120武将に限るべきだろう。

酒場での元宝一括買いに必要な資質別元宝は以下の表の通り。

武将資質好感度元宝元宝/好感度約束の印換算
資質12075052807.0430000
資質11060038806.4724000
資質10030019406.4712000
資質801006809.073000

※資質80(紫武将)の好感度は100好感度=橙武将の好感度75に相当するので元宝/好感度換算では75にレートを統一して換算している。

一方で例えば遺跡宝探しイベント。引くごとに必要な元宝が値上がりしていき、1回目は200元宝が、2回目から300→400→600→1600→2200→3200→4000とインフレしていく。
一見すると運営の罠のような元宝値上がり設定だが、一番悪い残念賞でも好感度100=約束の印4000分になる。酒場で資質110の600好感度が3880元宝(=24000約束の印)であることを考えると、酒場の元宝換算レートでは好感度100=646元宝になるので、遺跡宝探しイベントで3回目で値上がりした600元宝でも、残念賞の好感度100の方が酒場より安い元宝で手に入る
残念賞は最大4つで、5回目(=元宝2200元宝)には最低でも資質110の600好感度が手に入ることを考えると、酒場の40%以上の割引きで約束の印が手に入ることになる。

ルーレット等の他のイベントも基本的には一緒で、本質は「値上がりしていくガチャ」でしかないので、運営の罠だと疑う前に換算レートを比較して効率的な方を選択していきたい。

3.装備共鳴

装備共鳴は4つの装備Lvが10、20、30、40、50、60以上になると発生する。

全ての装備Lvを揃える必要はなく、武器、兜、鎧、靴がそれぞれ24、23、20、34とバラバラでもLv20の装備共鳴は発生するし、装備品の等級(緑、青、紫、橙、赤)も関係ない(青は最大でもLv40までしか上げられないといった上限はあるが)。

おそらく普通に進めていると部隊戦力100万~150万程度で兵種クラスアップが上限(R+25)になり、資質100~110あたりの武将は★7で完凸が出てくるはずなので、部隊戦力200万前後を越えるには装備共鳴(と高資質の★上げ)くらいしか残された「ドカン」がなくなってくる(あとは資質120、130武将のR+26以降や、馬具、宝物でコツコツ上げて行く)。

装備共鳴で重要なのは以下の2点。
  • 装備レベルは主君レベルが上限となる→主君EXPを如何に貯めるか
  • 装備レベルアップには大量の銅銭を消費する→銅銭を如何に貯めるか
主君EXPはメインクエストや日々の活躍クエストでも獲得できるが、施設のレベルアップが獲得方法のメインになる。ちなみに、メインクエストの多くが施設のレベルアップに関連したものなので、施設レベルアップはメインクエストの主君EXP獲得にも繋がる。

主君EXP獲得を目的とした施設レベルアップの場合、意識しておきたいのは高いレベルの施設を1つ上げるより、低いレベルの施設を2つ上げた方が必要資材あたりの主君EXP獲得量が多くなるということ。

例えば採石場をLv23に上げる場合、木材と鉄鉱が505,680ずつ必要で主君EXP931が獲得できる。一方で、採石場をLv29に上げる場合に必要な資材は1,657,040で主君EXPは1767。つまり、採石場Lv23を2つレベルアップすると、Lv29の3分の2以下の資材量でそれ以上の主君EXPを獲得することができる

もう一つお勧めしたいのが主君EXP効率が高い造幣所。造幣所Lv14に必要な資材量は木材、石材、鉄鉱がそれぞれ107,800で得られる主君EXPは942。先の例の採石場Lv23は合計資材量が1,011,360(525,680x2)だったが、造幣所Lv14は323,400(107,800x3)で、採石場の3分の1以下の必要資材量でほぼ同じ主君EXPを獲得できる。それに造幣所はもう一つの要素である銅銭獲得にも必須なので重点的に上げておきたい

その銅銭については闘技場、造幣、市場生産、クエストが中心になる。

闘技場では累計勝利報酬で6万、闘技場商店では武勲で約束の印を買ったあと残りは全て銅銭(小)を買う(大殿のレベルアップを優先したい初期では代わりに初級資源箱もあり)。

造幣所のレベルアップは前述の通り主君EXP効率が良い上、鋳造速度が10%単位で上がっていくので効果が大きい。Lv10まで上げれば効率的な主君EXP獲得とともに鋳造速度が当初の2倍になる

大殿の必要石材量と同じく、装備レベルが上がるほど必要な銅銭が一気に増えていくので、最終的には常に造幣所は余った資材(主に食料になると思われる)で鋳造している状態にしておきたい。

兵力の増やし方

これが主な戦力の上げ方だが、一方で兵力は戦力と連動していながらも少し条件が違い、兵力は兵種レベルアップと統率パラメータに依存している

逆に言えば、武力や知力を上げても兵力は増えない

つまり、装備品では統率ステータスを上げる効果がある靴が一番兵力増加効果が高く、次に武器、逆に兜と鎧は兵力に影響しないので、兵力を上げたいなら山賊を中心に討伐していきたい。同様に、馬具も鞭、鐙、蹄が兵力を増加させる(増加効果は「鞭>鐙=蹄」)。

よって、基本的には上記戦力を上げていけば兵力も増えていくが、兵力の増加に注力したいなら兵種レベルアップをしていくのが統率パラメータを上げつつレベルアップ時に兵力も上げれるので一石二鳥といえる。

あとは大殿の役職委任の統帥で統率と兵士配属を同時に上げるのも効果があるが、委任数が限られるので張飛のようなHPの大きさがスキル効果に直結するような武将を優先して委任したい

また、採集時の部隊積載量は、戦力ではなく純粋に兵力×1兵士あたりの積載量で計算されるので兵力(=統率)の高い部隊で組むといい。

なお、1兵士あたりの積載量は1.0から始まり、Rランクを一つ上げるごとに0.1ずつ増加していく。例えば、兵力10000、R+20の場合、10000×3.0で30000が採集時の積載量になる。

まとめ

ということで、兵種、★、装備共鳴の3つを中心にしつつ、その途中で騎馬や宝物、装備ランク、技法研究、計略、兵器などを拡充させていく形になる。

なお、★は7つ、兵種はレベル50で上限になっていて、既に日本のサーバーでも上限に達している人は多い。が、中国で実施されているサーバー統合の情報によると、張遼等の新武将追加に加え、上限の開放も実施されているそうなので日本もそのうちに上限がアップすると思われる。

ただ同じ★7でも武将資質によって伸び代が変わってくるので、詳しくは別エントリ、「課金レベル別の武将評価と育成方法」をご参照いただきたい。

ちなみに45個サーバーがある中国版ではすでに洛陽を落としている人たちもいるし、
すでに天下統一されているサーバーもある。

前述の通りサーバー統合も起こっているので引き続き情報収集につとめていきたい。




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