しかし初回は単にグルッと付近を走るだけの試走だったため、実際の交通手段として利用するのは今回が初めてとなる。
会社が終わってからチャイナタウンに向かうため利用することに。
ニューヨークの地下鉄は、物価の変動とは無関係に右肩上がりで値上がりしており、現在では1回の乗車で2.5ドルかかる。
ミッドタウンからチャイナタウンのような、マンハッタン南部※の移動にはまさしく願ったり適ったりの交通手段である。
��※バイクステーションは、現在はまだセントラルパークの南、つまり59丁目以南でしか設置されていない)
自転車を借りて出発。
距離的には斜めに走っているブロードウェイを南下するのが一番近いのだが、特に42丁目のタイムズスクエア付近は観光客で大混雑するためそこを避けて西へ。
8番街を南下していく。
Hell's Kitchenを通過、
Chelseaを通過、
漕いでて痛感したのだが、全然スピードが出ない、というかギアが軽すぎる。
みなさんご存知の通り、自転車の速度を決めるのはギアとケイデンス(回転数)、ということでその分ケイデンスを上げてみるが、汗もかくし街乗りで速度を上げるのも無粋である。
そんなことを試すうちに、Citi Bikeとはそういうものなんだと納得する。
街の喧騒や空気を感じながらゆったりとした時間を愉しむ。
それがCiti Bike流バイシクルスタイルなのだろう。
初夏のマンハッタン、夕暮れどきのWest Village、生暖かい風を受けながら惰性走行していると、なんともいえない気持ち良さがある。
そういえば、最近はローラートレーニング中心で
「自転車に乗る」=「180bpm以上まで心拍上げて苦しむ」
という図式が成り立っていた。
「楽しいから始めたんだ!自転車!!」って感じだろうか。
はじめの一歩(76) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (3665巻))
信号待ちをしていると、タクシーの運ちゃんから声をかけられて、料金を聞かれる。
95ドルで1ヶ月の地下鉄定期より安いよと紹介。
こんな会話が交わされるのもCiti Bikeに乗ってるからならではなのだろう。
そんなこんなでチャイナタウンに到着。
自動発電のテールライトはしばらく光り続ける。
フロントライトも。
スポンサー元のシティバンク
夕食を食べて、
帰途に着いたのであった。
いつもながら旨そうです。ニューヨークの中国料理は本当に充実しているのですね!
返信削除逆に初心者ロードレーサー様が「あれが食べたいんだけど、どこにもないんだよな~」というものはありますか?
ところで今日(6/11)、NHKのBS『世界ふれあい街歩き』という番組で、NYのマンハッタンが紹介されていました。NHKここにありといった良質の番組ですが、おかげさまで今日は特に楽しく見ることができましたw
http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/detail/arukikata/130611.html
全米でも有数のチャイナタウンなだけにニューヨークの中華はうまいのですが、私は慢性的に日本料理に飢えてます。
返信削除まあ日本料理ももちろんあるにはあるのですが、目黒のラーメンや寿司、しゃぶしゃぶ、すきやきなど、日本の味を常に恋しがってる感じです。。。
ニューヨークは日本でも報道に上がる事が多いので物理的な距離とは逆に心理的には意外と近いのかもしれませんね。これからも在住者&自転車乗り視点からみたニューヨーク事情をお伝えしていければと思います。
はじめまして。先々週より、東京からマンハッタン在住になり、今週ロードバイクが届きまして走り始めることができました。貴ブログにて、様々なルートが紹介されており、参考にさせていただきました!私は日本では年に5-6回、ヒルクライムとかクリテリウムにランダムに出ている程度のライトユーザー?ですが、いつかライドでご一緒させていただければ幸いです!
返信削除はじめまして。Welcome to New Yorkです!
返信削除ヒルクライム仲間ができて嬉しい限りです。ニューヨーク付近のライドから、他のヒルクライムイベントもあるのでぜひご一緒させてください。
もしよろしければ「非公開コメント」にチェックを入れてメールアドレスをいただければこちらから連絡させていただきますのでよろしくお願いします。