
今回はグランフォンドガンクスの2回目のタイムトライアル区間を経由して、観光名所にもなっているMohonk Mountain Houseまで行って帰ってくるサイクリングルートにする。
悲しきかな、自分が使っている携帯キャリアのT-mobileは大都市圏しか強くなく、電話はつながるもののデータサービスは圏外。Google MapでのリアルタイムチェックができないのでGarmin Edge 800であらかじめ目的地や経由地を登録しておいた。
幸い通勤の装備そのままの状態でブロンプトンを持ってきたので、ヘッドランプをつけて真っ暗な中を走る。
かろうじて光って見えるのはヘッドランプに反射した標識や看板のみ。

グランフォンドガンクスのタイムトライアルスタート地点に到着。

走っているとやはり虫が飛んでくる。
前回は明るい中でも蜘蛛がダイブしてきて気持ち悪い目に遭ったのだが、今回は暗闇の中で光を出しているという点で、正の走光性がある虫が集まってくるのは必至である。
そんなことに気をとらわれながらヒルクライムをしていると、少しずつ明るくなっていき、いつの間にかタイム計測区間も終えて下りに入っていた。

ここで内装変速のローが切り替わりにくかったので直す。

そのまま下ってグランフォンドガンクスと同じルートの林道を通る。

朝霧の中の林道を走っているとジョージウィンストンの曲がBGMで脳内再生される。
林道を走っていると段々明るくなってくる。

鹿2頭が道を横切る。1頭は小柄だったので、夫婦か、親子か。

と、ちょっと不気味なオブジェがあったので停止。

そういえばグランフォンドガンクスのときにも見かけたのだが、当時はお墓か何かかなと思って素通りしていた。

今回見てみると、カリフォルニアにあった巨木のレッドウッドが流木となったものを東海岸まで運んでここに並べられていることがわかった。


水を補給して再出発。

さらに鹿が目の前の道路を横切る。車も人通りも少ない早朝ということもあって鹿も活発なのかもしれないが、今回も2頭であった。

こりゃあ以前ブログで取り上げた鹿との衝突事故が起こってもおかしくないなぁと思いながら走ってるとさらに鹿が1頭横切る。
双方の安全のために、こちらもベルを鳴らして存在を知らせると、その1頭について行くところが道を横切らずに止まっている2頭を見かける。
そのうち1頭がこちら。かなり近くで見つめ合ってしまった。

蛙やヤモリの轢死体も見ながら、やはり9Wよりも自然が多いなぁと思って走っていると林道が終了。
そこから右折してグランフォンドガンクスとは別の道を通りMohonk Mountain House方面へ。
Mohonk Mountain Houseは山の上にあるので一気に上りになる。
と、写真では分かりづらいかもしれないが、後ろから3台のロードバイクが迫る。

写真を撮ってるとけっこう近くまで近づかれたが、せっかくなので逃げてみる事に。
そのまま長い上りを続け、一時は後ろを振り返るとそこまで来てるというところになりながらも最後は抜かれずに頂上に。

右脚のリハビリがてらちょっとした刺激になった。

その後は帰路に。途中ひまわりが並ぶ中を爽快に走る。


ここを左に行くとグランフォンドガンクスのスタート・フィニッシュ地点なのだが、今回は直進。

Shawangunk Ridgeが見えてきた。

ホテルに戻るにはあの峠を越えないといけない。

ということで峠に入って上る。

良い景色である。

行きはいつの間にか通り過ぎてしまったタイム計測区間のゴール地点。

峠を降りてホテルに戻る。

ケーキ食べ放題。

昼はまたパターゴルフをして

ファーマーズマーケットを覗き、


ガンクスの小旅行を終えたのであった。

さらばガンクス。また今月末のグランフォンドであの峠を越えよう。

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