トレーニング 自転車通勤

ニューノーマルへの不安と賽の河原

ニューヨークではスノーストームで天気が荒れ、先週は一日も自転車通勤できず。

雪自体は週後半は収まったが、氷点下のため雪が溶けずに路面は荒れ、木曜、金曜ともにジョージワシントンブリッジの自転車歩行者道は安全のため封鎖された。

そして今週初も大雪。



しかも朝から夜にかけて、雪→雨→雪という地獄コンボ。

雪が雨で均され、それがさらに凍るという最悪の路面状態。

去年の冬はマイナス20度くらいまで下がった厳冬だった一方で、思えば一週間以上自転車通勤ができないことはなかったので、路面状況を含めた天候では今年の方が酷いかもしれない。

一日くらい天候なりで乗れない日があったとしても、毎朝晩通勤で乗っていれば、少なくとも一週間で8回～10回は平均乗っていることになるが、最近はまったく乗れていない。

こうなってくると、自転車で走るのが普通だった日常が、自転車で走らない方が普通に変わってしまいそうで怖い。

そしてジムの契約期間が切れてからはホームジムの準備が思うように進まずウェイトトレーニングもできていない・・・。

思うに、自転車トレーニングも、ウェイトトレーニングも賽の河原のようなものである。

ひとつひとつ、丁寧に石を積んでいく作業に似ている。

積む作業をやめてしまえば、積み石はゆっくりと、だが確実に崩れていく。

クラッシュや事故が起これば一気に積み石が崩れることもある。

ただ賽の河原と違うのは、積み石を積むのも崩すのも自分の意志次第ということ。

クラッシュや事故もある程度のリスクコントロールは可能である。

崩れる前にまた積もう。

ひとつ、またひとつと・・・。