レゲエのヤンキーカップルと一触即発になるの巻



ニューヨークは先週火曜から降った大雪でひたすらバス通勤が続いていた。




路肩には雪がうず高く積もり、




半分氷になった雪の中を歩いて出勤。




そんな中、買い物でスーパーマーケットに寄ったのだが、車の中で子どもがお昼寝中だったので自分は車内で留守番。

駐車場でKindleを読みながら待っていると、いきなり車内が揺れる・・・。

一瞬地震かと思ってしまったが、日本と違ってこちらでは地震がほとんどないのでそんなことはない。

ふと横を見ると、隣に止めてある車で買い物カートから荷物をトランクに入れようとしていて、その際にカートか何かをぶつけられた模様。


傷でも付けられたらたまったものではないので、車を降りてチェック。

「お前らぶつけただろ」と、ドレッドヘアーをしたレゲエっぽいラテン系のカップルに話しかける。


が、綺麗な車体の傷ならすぐに判明しそうなものだが、折りしも雪解けの街中を走っていたせいで車体が跳ね上げてついた雪泥水で汚れおり、傷がついているのか、ついていてもどこについているのかわからない。

そうこうしていると、「傷はついてないからいいだろう、Fxck、Fxck」とFワードを連発してくる。

うーん、これは以前にもあったが、理屈が通じないパターンだ・・・。

こうなると言い争いだが、「ミンボーの女」に出てくるヤクザのように、二人で逆切れして怒鳴り散らしてきて多勢に無勢。




殴り合いになりそうな勢いだが、意思的に怒りを抑えて冷静になるように努める。

そもそも自分は車内にいて、どこに当たったのか見てないから大事になって警察を呼んだとしても証明できない。

手を出して警察や裁判沙汰になれば、たとえ自分が勝つ結果になったとしても時間、金銭的ロスを考えると負け戦。

さらに子どもが車内にいるので揉め事自体起こしたくない。

結局、費用対効果を考えてこちらが引く形で騒ぎを収める。

不満が残るが、騒ぎになったり腹いせに車を当て逃げされたりしたらと考えると正しい判断だったと自分を納得させる。


それに痛感したのは口ゲンカ英語の弱さ。

普段職場ではPolitically Correctなビジネス英語しか使っていないので、スラング&放送禁止用語バリバリの罵詈雑言になるとNon-Nativeの自分の英語レベルでは到底歯が立たない。

騒ぎを避けるという観点からは、なまじ流暢になって火に油を注げるようになってしまっても困るが、かといってその弱点も克服したいものである。

GTAでもやって勉強するか・・・。









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