Ritchey Break-Awayの組み上げ

分解可能フレームからのロードバイク組み立て。

フレームとSpecialized Tarmac Eliteをバラして使えるパーツを詰め込んで、いまっちさんのお宅へ。

地下の工房にお邪魔する。



まずはフレームを接続。フレーム上部はシートポストを差し込んでネジ止め、下部はクランプを使って2つに分解されたフレームをつなげる。フレームを繋げてしまえばあとは普通のロードバイクのフレームと同じ。



さらにいまっちさんの知り合いの方の工房も訪ねてヘッドセットの圧入をする。





フォークにもヘッドセットの下部を圧入。







ブレーキはそう、3年前に安かったので買って今まで一度も使ってなかったUltegraを取り付けることに。3年も寝かしていた甲斐があった。



ディレイラー、BB周りをインストール。



ステムをはめて、



適当な長さで切断。



ハンドルをつけるとかなり完成車っぽくなってきた。



ケーブル類は付属のアタッチメントで分解できるようになっており、ディレイラーの調整は後ですることにしてケーブルを張って、



こんなRitcheyのワイヤーテンション調整パーツがあったが要らないので外す。



ブレーキワイヤーも設定。



ちなみに今回初めて知ったのだが、短いアウターワイヤー同士を繋げて長くする延長ピンが。こんなものがあるとは…。



その後家に帰ってクランクを装着。



せっかくなのでもう一枚Osymetricのインナーチェーンリングを用意。



Dura-AceのコンパクトクランクのインナーにOsymetricを装着。







いろいろありながらもディレイラーを装着してチェーンをつけてライドができる状態にまで組み上げることができた。

以下のスペックで重さを測ってみると7.7kg。

 ・フレーム:スチール
 ・フォーク:カーボン
 ・ヘッドセット:Ritchey純正。WCS
 ・ステム:Bontrager XXX Lite
 ・ハンドルバー:Specialized Tarmac Eliteの完成車($1,800)から流用。一応カーボン※
 (※値段からして最下位カーボンモデルだと思うのでカーボンといってもそれなりかも…)
 ・シートポスト:同上で流用。一応カーボン
 ・シフター:105。同上で流用
 ・FD、RD:105。同上で流用
 ・サドル:Selle SMP Glider。カーボンレールじゃない方
 ・BB:Dura-Ace
 ・クランク:Dura-AceのFC-7950のコンパクトだが、インナーのみOsymetricに交換
 ・ブレーキ:Ultegra BR-6600
 ・ペダル:Time iClic Racer
 ・ホイール:Reynolds Thirty Two
 ・タイヤ:フロント:Vittoria Crono EVO CS、リア:Corsa EVO CX
 ・ボトルケージ:Elite製
 ・サイコンマウント、スピードケイデンスセンサーは装着済み
 ・ウォーターボトル、サイコンは着けてない状態

ReynoldsのThirty Twoのホイールの効果が大きいとはいえ、分解可能なスチールフレームに105のシフター、ディレイラーを装備しているロードバイクにしてはかなり優秀であった。

あとは実走でどれだけの戦闘能力を発揮してくれるかである…。




2 件のコメント :

  1. 白橙アクア2012年12月17日 8:48

    ホワイト基調のカラーリングがGOODですね!白スポークが効いてますw
    リッチー製接続フレームの剛性、インナーの隠れO'symetricとデュラクランクの相性、バラしたときの携行性と組み立てるときの利便性…唯一無二のエントリが数々生まれる予感がします。

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  2. 初心者ロードレーサー2012年12月18日 3:46

    白スポークは自己塗装なところが恥ずかしいところですが(笑)
    テストライドのエントリを上げましたが、性能は申し分ない感じでした。OsymetricもTrek Madone 6.9 Proに乗ってるのと変わりない安定性で。ただ輪行でやはりどうしても避けて通れないところがあり、今回苦労することになりました…。

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