タクシーのボンネットがサイクリストに接触しそうになり、サイクリストが注意したところタクシーの運転手が逆ギレ。
運転手はアクセルを踏んで加速して交差点の歩道に突っ込む。
サイクリストはボンネットに跳ね上げられ15フィート(約4.5メートル)ほど運ばれ、擦り傷と打撲があったが治療を受けるのを拒んだとのこと※。
※自分がプロスペクトパークでぶつかった相手も救急車乗車拒否をしていた。医療費が高額なアメリカでは保険に入っていない人(低所得層中心にかなりの数がいるはず)は軽い傷であれば治療を受けない方を選択するのであろう。といっても「軽い傷」と思っていてどんな後遺症があるかもわからないので褒められたものではないが…。
ここまでであれば単なる自動車とサイクリストの確執が起こした事故で済むのであるが、事態はこれで終わらなかった。
タクシーがサイクリストをボンネットに跳ねたとき観光客の女性がいた。
彼女は友達と2人でイギリスから旅行に来ていてミッドタウンを歩いて南下中。
交差点のベンダーでホットドッグを買ったばかりだという。
その直後、いきなり突入してきたタクシーの下に轢かれて両足を切断。左足は体から離れて宙に飛び、右足は皮膚のみでぶら下がっている状態であったという。
自転車とタクシーのトラブルは自分の周りでも耳にすることがあり、よくあるのは自転車が通過するときにタクシーのドアが開いて接触というパターン。
たしかにサイクリストの中でもマナーを守らなかったり危ない運転をしている人がいる一方で、タクシーの運転マナーも悪く、自動車同士でもタクシーの強引な車線変更などが目に付くことが多い。
自転車を通勤に使っているエコ派としては、ニューヨークの街中に溢れかえるタクシーが何分の1かに減るだけでも、交通渋滞や空気汚染に大きく貢献するのではと思うのだが・・・。
こ、これは酷い(;´Д`A
返信削除被害に遭われた女性の事を思うとやるせない気持ちになります。
今日のamNYで一面でしたね。
返信削除ほんとタクシードライバーとバスドライバーのマナーはかなりひどいのでなんとかしてほしいところですね。
しかも「beautiful female British tourist」とあるとおり、可愛い女の子だったようで、今後の人生のことを思うと理不尽さに本当にやるせないですね。。。
返信削除観光都市ニューヨークで観光客が被害にあったというのがショッキングでしたね。昨日のランチにいくときに、上空にずーっとヘリコプターが止まっていてなんだろうなと思っていましたがそのことだとわかってびっくりしました。ちなみに友人の車に乗っても酔わない私ですが、タクシーではあまりの急停車・急発車の荒い運転で車酔いしたことがあります。
返信削除この事故は大々的に報道されてましたね。
返信削除ホットドッグ屋さんが彼女の足を拾ってアイスボックスで冷やしたなんでことまで書いてありました。
救急車に乗らないのは、「有料」だからではないでしょうか?
実は私、アメリカでアンビュランスカーに乗った経験があり、高額な請求にびっくりしました。
そのときに限って保険もかけてなかったし orz
救急車はこちらの感覚からすると日本は無料なのが逆にすごいと思ってしまいます。私のときは保険で払われましたが、保険がなかったら1000ドル自腹でしたので保険に入って無くてしかも低所得者層となるとかなりきついのではないでしょうか。
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