物欲紹介:RECONのヒルクライム用超軽量スプロケット

話しが前後してしまったがマウントワシントンのヒルクライム前に準備したのがこちら。

RECONの超軽量アルミ削り出しスプロケット。



アルミということで強度的にはかなり不安で、チタン製のもの※もあるようだが、今回はアルミを購入。(※シマノのスプロケットは剛性を確保するため基本アルミ製だが、Dura-Aceモデルでは軽量化のため比較的負荷がかかりにくいロー側何枚かはチタン製になっている)

そして平均勾配12%の激坂に合わせて36Tのマウンテンバイク仕様。



気になる重量は157グラム。



アルミの削り出しだけあって裏側は幾何学オブジェのようになっている。



ギアの間隔は同じはずなのだが、スプロケットを変えると変速がうまく決まらなくなり、リアディレイラーを調整して装着完了。

ギアの調子を確かめるためにレース前に9W経由で奥の坂道に試走に行く。



試走をしてみると、アルミ製だからかギアチェンジをするときの音が大きい

それまで使っていたシマノのXTR(マウンテンバイク用スプロケット。ロード用のDura-Aceに相当)では、カシャン、カシャンという音で変速していたが、RECONだと、バキン、バキンと壊れちゃうんじゃないかと心配になるような音を立てて変速する。



特に登坂で負荷がかかっているときの音が大きく心配ではあるが、とりあえず変速は問題ないようなのでこれでレースに出ることに。




が、マウントワシントンでは一番ロー側の36Tに途中から入らなくなり苦戦を強いられた

特に最後の22%区間で36Tが使えないのは辛く、よれよれになりながら上った。



事前に本番と同じような状況で変速が問題ないかを試せたらよかったのだが、悲しきかなニュージャージー付近に12%の勾配が延々と続くような場所はない・・・。

マウントワシントンでのレース後、次のレースに備えて調整をやり直したのは言うまでもない。

2 件のコメント :

  1. 自分のバイクもシフトダウンの時は特にバキンバキン(パンキンパキン?)ってなりますけどスラムコンポだからなのかなと思ってました。
    チェーンとカセットはどっちも10速アルテグラです。
    他の人のバイクからあんな大きい音聞こえないけどなあ・・。
    ちなみにこの音好きです。

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    1. 変速時のバキンバキン音はチェーンとカセットの接触(脱線)で起こっていることを考えると両方アルテグラということなのでどちらもシマノ製ですね。ただセッティングや負荷(登坂中など高負荷がチェーンにかかっているとき)でも変わるのでなんともいえませんが。

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