イエローキャブに学ぶニューヨークの自転車通勤術

ニューヨークでの自転車通勤にとっての天敵・・・

イエローキャブ

自転車とタクシーが揉めた挙げ句、観光客の女性の両脚が轢かれ切断されたという大惨事があったのは以前ご紹介した通り。



自分も何度か接触しそうになったこともあり、普段ミッドタウンで自転車通勤をしている人であればなにかしらの影響を受けているものと思われる。



そんな中、「知彼知己,百戰不殆」(敵を知り己を知れば百戦危うからず)の言葉にある通り、敵を知るのに役立つのがこちら。



なんと、2013年の無作為に抽出された1日&1台のタクシーについて、1日の動きをインタラクティブに見れるサイト。

スピードや走行経路が見れる上、乗車賃やチップ、いくら儲けたかまでわかるようになっている。

動きを見てみるとやはりミッドタウン~アップタウンが中心



JFK空港に行く以外はほとんどミッドタウン周辺。どおりでミッドタウンにあれだけタクシーが溢れているわけである。



こちらは1日の総売上706.77ドル。ニューアーク空港にラガーディア空港と客を運び稼いでいる。



そして特徴的なのは、客を乗せるとスピードが一気に上がり(運転が荒くなり)、客を乗せていないときは比較的ゆっくり走っているということ。

そういえば自分の場合、自身が運転する場合はもちろん、友人の車に乗っても普段車に酔わないのに、以前タクシーに乗ってブルックリンまで帰ったときはストップ&ゴーが激しくすぐに気持ち悪くなった。

客を乗せているか乗せていないかはタクシーの屋根についているランプで判別可能。

そこの辺りも注意しながら走るとタクシーとの接触事故リスクも減らせるかもしれない。

NYC Taxis: A Day in the Life

2 件のコメント :

  1. 白橙アクア2014年8月24日 0:58

    >客を乗せるとスピードが一気に上がり(運転が荒くなり)、客を乗せていないときは比較的ゆっくり走っている
    うわー、これ完全に逆だと思ってました!タクシードライバー心理はおそらく万国共通なので、大いに参考にします。

    返信削除
    返信
    1. 私もこれを見るまでは逆だと思ってました。時間で計測するメーターとかだとわざとだらだら走って稼ぐ傾向があると思っていたので。それに誰も乗せていないときはお金にならないので早く客を拾おうとやっきになってるのかと・・・。ちなみにニューヨークのタクシーのメーターは時間と距離の併用性(時速が遅いときは時間、速いときは距離で加算)だそうです。
      http://www.nyc.gov/html/tlc/html/passenger/taxicab_rate.shtml

      削除