そんなあなたにお届けするニューヨークで地元民生活を送ってきた挙げ句に辿り着いたB級グルメの数々。
■マクドナルド
マクドナルドは、英語ではマッドーナルズと発音した方が良い。カタカナ発音では通じないだろう。広東語をやったことがある人は「麥當勞(Mak dong lou。マクドの中国語名)」の「麥」の発音が近い。
まずはマクドのアップルパイ。2個で1ドル。
日本のマクドのアップルパイよりもアップルが効いてる感じ。
アイスクリーム。1ドル。
といってもニューヨークは店舗別価格を採用しているので、1.29ドルだったり、1.59ドルだったりすることがあるので注意。店舗によってはないことも。
お次はダブルフィレオフィッシュ。
自分が日本にいたときは、ダブルチーズバーガーはあったが、ダブルフィレオフィッシュはなかったので感動したものだ。
■チャイナタウン系
飲茶の奶黃包。いわゆるカスタードまん。
熱く蒸されたトロットロのカスタードがたまらない。
飲茶その他。
左にある三角形のパイが叉燒酥。
いわゆるチャーシューのパイ包み。
西多士。
フレンチトーストのこと。西が西洋の。多士(ドーシー)がトーストを表す。
メープルシロップたっぷりで甘党には最高。
茶餐廳という香港式食堂で取り扱っていることが多い。
トムヤンクン。
東蔭麪または冬蔭麪などと表記される。
華僑が多いマレーシア系のレストランもチャイナタウンにたくさんあり広東語が通じる。
炸醬麪。
いわゆるジャージャー麺のこと。
正しい広東語発音だとザージョンミンに近い。中国語発音だとジャージャンミェン。
麻婆豆腐に担担麺。
四川料理系の店にいくと本格四川風の辛い料理が食べられる。
店によって味が違うのが麻婆豆腐の奥が深いところ。
本格四川系の店でないと辛さが足りず、酸っぱさが強いところもある。
自分の最も好きな料理でもある。
だから自分でも作る。激辛版を。
桂林辣椒醬、潮州辣椒醬、豆豉は外せない調味料。
■ドーナツ
アメリカはDunkin' Donutsがメジャーで、「America runs on Dunkin」のキャッチフレーズとともに全米に店舗を展開している。が、味がちょっと。Dunkin' Donutsのフレンチクルーラーなどは、日本のMister Donutに比べると単なる砂糖漬けでしかない。
ちなみにアメリカのMister DonutはDunkin' Donutsの創始者の親族が独立して興した会社だが、その後Dunkin' Donutsに吸収合併されている。まるでAdidasとPumaの関係のようだ。
というわけで、Dunkin' DonutsとMister Donutの関係年表を以下に記載。
1948年:ユダヤ人のWilliam RosenbergがマサチューセッツでOpen Kettleを設立
1950年:Dunkin' Donutsに名称変更
1955年:William Rosenbergの義妹の夫Harry WinoukerがマサチューセッツでMister Donut設立
1971年:Mister Donut日本法人が設立。現地の運営会社はダスキン
1990年:Dunkin' DonutsがMister Donut米国法人を買収。全店Dunkin' Donutへ移行
さて、2009年半ばごろから、マンハッタンでは多数のDunkin' Donuts店舗がカナダのドーナツ会社、Tim Hortonsに店舗替えしている。グランドセントラルステーションのすぐ隣にあるDunkin' DonutsもTim Hortonsの店舗に変わって新装開店していた。
フレンチクルーラーはないが、ハニークルーラーなるものがあるので試してみた。
う、うまい!
Dunkin' Donutsのそれはただ単にフレンチクルーラーを不味くしただけのものだが、Tim Hortonsのそれは別のアプローチをしたフレンチクルーラーといえるだろう。ハチミツベースのフレンチクルーラーといってもいいかもしれない。ニューヨークに来た際はぜひお試しあれ。
ちなみにこんなものも。
縦長ドーナツの上にチョコチップや砕いたM&M'sをまぶしたもの。まさにチョコづくし。
長くなってしまったのでここらへんで。またいつか第二弾を掲載したいと思う。
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