が、残念なことに66マイル、100マイルのコースは去年からのルート変更が行われてしまった。
■ライドイベントに求めるもの
そもそもライドイベントに求めるものとはなんだろうか。
沢山のチャリダーと共に走る喜び、お祭り的な楽しみに加え、普段走れない道を走れることというのが自分の中では大きい。
いわゆる、普段は車ばかりで自転車が走るスペースがなかったり、高速道路やトンネルなど、法的に自転車走行が禁止されている道である。
■Bike MS New Yorkの強み
この点、Bike MS New Yorkの強みその1は、マンハッタンを高速道路で一周できることだと思う。
以前、一般道でマンハッタン一周ライドをしたことがあるが、場所によってはそれは走りにくい状態だった。
高速道路で一周できれば、かなり広い道幅を、思いっきり風を切って走れるのである。
次にBike MS New Yorkの強みその2は、リンカーントンネルを走れるイベントということである。
マンハッタンの高速道路といっても、FDRなどはFive Boro Bike Tourなど他のイベントでも走れるが、自分の知る限りリンカーントンネルを走れるイベントはBike MS New Yorkだけである。
そして去年の66マイル、100マイルのルートでは、上記2つとも走ることができたのである。そう、去年までは・・・。
■今年と去年のBike MS New York比較
以下の比較を見ていただきたい。
去年までは66マイル、100マイルコースで、マンハッタン高速道路とリンカーントンネルという二つの普段自転車走行禁止のコースを走れたのに対し、今年はマンハッタン高速道路か、リンカーントンネルかの二択になってしまっているのだ。
コースの魅力が半減しているのに、参加料は$50も高くなっている。
この辺、日本のイベントと違いわかりにくいが、最低募金とあるのは、もともとMS(多発性硬化症)対策のための資金集めライドであるからだが、結局、通常の参加費+最低募金額を払い込んでいないと出走できないので、いわゆる参加費は、最低募金額も含めた金額で考えないといけない。(つまり、参加費だけ払っても募金しなければ走らせてくれない)
ということで、今から申し込みするのであれば参加料$250である。これは痛い。
2009年 | 2010年 | |
料金 | $35 $50(8月1日~) $100(9月26日~) | $35 $50(8月5日~) $100(9月25日~) |
最低募金 | $100 | $150 |
30マイル | マンハッタン高速道路 | マンハッタン高速道路 |
66マイル | マンハッタン高速道路、リンカーントンネル | リンカーントンネル |
100マイル | マンハッタン高速道路、リンカーントンネル | リンカーントンネル |
昨年のイベントで味を占めたからなのかはわからないが、主催団体にはもう一つ考慮してほしかったと思う今年のイベントだった。
0 件のコメント :
コメントを投稿