この点、まずは、同じ自転車のライトでありながら、ブルベ用と通勤用でなにが異なるのかを明確にしたいと思う。ちなみにライトを選ぶ際のポイントは、ブルベ用と通勤用でまったく違ってくるので注意が必要である。
■ブルベ用ライト
ブルベでは(少々語弊はあるかもしれないが)、基本的に「暗い田舎を夜通し疾走する」使い方である。
車通りも少ない田舎道なので自分が光っていれば目立つのだが、一方で、電灯もないような暗い道をスピードを出して走るので、路面の状況などはできるだけ遠くまで、明るく照らす必要がある。つまり、ライトも必然的に「被視認性より視認性が重視される」ことになる。言い換えれば、リアのテールライトよりもフロントライトが重要である。さらに、長時間の走行になるので電池の持ちも重要なポイントになってくる。
■通勤用ライト
通勤用ライトはブルベ用と異なり、基本的に「車が行き交う明るい都市部を走る」というスタイルになる。
��ちなみに郊外で暗い道を数十キロ走るような人はブルベ用とミックスして考えてもらえばよいと思う。)
基本的に道は街灯で照らされているので、ライトがなくても道の状況はわかる。高輝度LEDはNice to haveであってMust to haveではない。
一方で郊外に比べて車や自転車、歩行者も多いので注意を払う必要がある。
特に後方から追い抜かれる可能性のある車、自転車対策として被視認性を高めることが最重要といえる。しかも、街中は他の車なりネオンなり、光源が他にもたくさんあるので、ちゃんと自分の存在をアピールできるほどのインパクトのあるテールライトが良い。
つまりフロントライトよりテールライト重視なのが通勤用街中ライトなのである。
というわけでテールライト最強を求めて今後比較を行っていきたいと思う。
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