考察

パワーメーター

ということで、今の心境を表しているPVでした。

昨日の続きというか関連だが、元々パワー計測ができる固定ローラーを購入したところ、パワートレーニングのあまりの効率の高さに感動を隠しきれないでいる。

こんなことならもっと早くからパワーに目覚めておくんだったと。

と同時に、心拍やスピードがいかに当てにならないかもわかってくる。特にスピードは、勾配が違ったりすると同じパワーでも全然違うし、ローラー台一つとってみても、負荷のかけ方、タイヤとフライホイールの押しつけ具合でも変わってしまうので普遍的な目安としては役に立たない。

で、結局実走においてもパワーメーターが欲しくなってしまう。

一方で、パワーメーターは一長一短で選択が難しい。

特にDura-Aceのクランクを使っている場合はそれが顕著になる。

というのも、クランク型のCinQo（恐れ多くて片仮名では表記できません）はShimanoに対応しておらず、BB型のErgomoもホローテックIIには対応しておらず、唯一Dura-Aceが出されているSRMも、Dura-Ace7900といいつつ、7900なのはチェーンリングだけで、クランク部分は7800なのだ。

ではPowerTapにするかというと、ホイールをそのためにまた一式買うのかというと敷居が高い。

ペダル軸を使うMetriGearが早く発売されてくれればいいのだが・・・。
といっても最初はSpeedPlayのみになるだろうからTime使いとしては辛いのだが。

ちなみにパイオニアも本格参戦してきているようだが、まだまだ市販されるのは先のことのよう。
ただ、大企業のパイオニアが本気で製品化すれば、ある意味家内制手工業でニッチで高いマージンを付けている今のパワーメーター業界地図を塗り替えてくれる期待がある。
デモを見る限りでは、左右のペダリングトルク量はもちろん、トルク伝達効率（どれだけペダリングが無駄なくできているか）の表示や、各角度（いわゆる何時の段階）でのベクトルトルク量を図示してくれるなど、機能的にも革命を起こしてくれる期待がある。



が、時間は金に換えられないので、今シーズン用になにかパワーメーターは欲しいなぁと気持ちが揺れているのである（冒頭のPVに戻る）。