このライドでは4つの各トピックがあるため、一つのエントリに収めるのは難しく(タイトルと内容がばらけてしまう)、以下に分けてエントリをしたいと思う。
第一部:ライド全体(このエントリ)
第二部:さらば我が愛しのセントラルパーク
第三部:パワートレーニングツール:iBike Aero導入
第四部:パワートレーニングの驚異的な成果
第五部:アミノ酸と疲労回復
■セントラルパークへ
というわけで、まずは集合場所のセントラルパークへブルックリンにある自宅から自走していく。
セントラルパークまでは1時間近くかかるので朝7時に出発。する予定が、出がけに手間取ってしまい、かつ後述のブレーキ問題もあり安全運転で行ったので結局到着が遅れてしまった。が、セントラルパークの事情を知ったあとでは安全運転で行って正解だったかもしれないと思う。なまじ飛ばしてNYPDに引き留められでもしていたらもっと迷惑をかけてしまっていただろう。
久しぶりの実走だったので、いきなり漕ぎ初めですごい新鮮感が。
自宅では毎日Tacxで負荷トレーニングをしているが、その重りが外れた状態ですごくペダルが軽く感じる。
まるで重力トレーニングから解放された悟空のようである。
ちなみに久しぶりに乗ったのだが、元々Madone 6.9 Proのブレーキシューがかなり磨り減っており、新しいシューを買い置きしておいたのだが、そもそも実走する機会がなかったのでまだ交換しておらず、さらに濡れた路面と相まってめちゃくちゃブレーキが効きにくい。減速に距離が必要になるので、下りではスピードを出さずにゆっくりと行く。
ブルックリンブリッジを通ってウェストサイドへ。そしてウェストサイドのサイクリングロードを通って56丁目まで行ってセントラルパーク方面へ。
途中で今回一緒に走るT氏とばったり会い、セントラルパークの南西入口で先に周回をしていてもらったかめらいだーさんともちょうど合流してセントラルパーク周回に入る。
路面は結構濡れていて、お尻やらが跳ね上がった泥水で冷たく感じるほど。というか帰ったら車体含めて全クリーニングコースだなぁと思いつつ走る。
9時前だというのに結構サイクリストが集まっている。さすが今日は暖かいだけある。
2周したところで、次回のエントリで取り上げる予定のある事情があり、しょうがないのでそこでセントラルパークを終了することに。
セントラルパークをご一緒したT氏のロードバイク。ブラック、イエロー、レッドのカラーリングが素晴らしい。
DHバーとFast Forwardのホイールでめちゃくちゃ戦闘力高そうである。
自分のMadone 6.9 Proもパシャリ。
というかホントにいいロードバイクです。
こいつのおかげで少なくともフレームについて不満はなくなった。
■Palisades Interstate Parkへ
予定があるT氏と別れて、かめらいだーさんと二人でハドソンリバー沿いのPalisades Parkに行くことに。
その前にセントラルパークの出口でホットドッグを購入して腹ごなし。
さらに途中にあるTogaという自転車屋に寄る。
ジャージも豊富。
Trekはないが、Specialized、Cannondale、GIANT等あり。
店を出てウェストエンドに入って北上、ジョージワシントンブリッジを渡り、Palisades Interstate Parkに入る。
フラストレーションが溜まりまくったセントラルパークに比べてこちらは天国。路面も乾いており、ジョージワシントンブリッジとハドソンリバーが織り成す絶景を背景に快適に走る。↓はかめらいだーさんに撮っていただいた自分。Henry Hudsonルートの貸し切り感が出ている。
が、Palisades Interstate Parkを走っていくと、途中で道が閉ざされている。
これは進んでいいものかと戸惑っていると、ちょうど後ろからロードバイク乗りがやってくるので、「ここは行ってもいいんかいなぁー」と聞くと、「うーん、なんでクローズされてるのかはわからんけど、とりあえず俺は行ってみるよ」というなんとも心強いというか、大らかなアメリカンな行動にしたがって自分達も後を追って直進。
そのまま最後の登坂を上りきって9Wを通って戻ってくる。
ジョージワシントンブリッジ手前のSB(Strictly Bicycles)という店で休憩。
そこで左足のクリートのネジがゆるみきってしまい、カタカタ動きまくる状態だったので、近くで座っていたサイクリストにツールキットを借りて増し締めする。
と、駐輪場を見ると。
なんとPinarelloのフラッグシップのDOGMA 60.1が。
ちなみにPinarelloもTrekのProject Oneと同じく、MyWayというカスタムカラーが選べるモデルがある。
そして対照的なのがDOGMA 60.1の隣りにあるキワモノ自転車。
クロストレーナーのように、足を回すように動かして進める。
ちなみにクロストレーナーとは手と足を動かして空中を歩くように動くトレーニング器具。英語ではElliptical Trainerとも呼ばれる。一見するとトレッドミル(ランニングマシーン)と同じように見えるが、地面に着地するときの衝撃がないため、サイクリングマシーンと同じように関節に負担をかけずに有酸素運動をすることができる。
SBを後にしてジョージワシントンブリッジを渡ってウェストサイドを南下して今回のライドは終了。
総走行距離は約70マイル(112km)。(セントラルパーク途中でストップしたまま再開し忘れていた区間を除く)
まあ距離よりもいろんな意味で中身の濃いライドとなって満足だった。
0 件のコメント :
コメントを投稿