精神は静かな水面の如く、脚は一瞬の風の如し

今日は朝からついていなかった。

もともと天気予報が雨だったのだが、今朝確認すると降水確率20%で曇り。

レースに出られなかったので休養を十分にとって昼過ぎにトレーニングに出発。

が、出発して数分で雨が結構降ってくる。しょうがないので引き返すと止んできて、気を取り直してまたプロスペクトパークへ向かう。

ところが10分ほどで着くにも関わらず途中でリアタイヤがパンク

先日のグランフォンドニューヨークと合わせてついにReynolds SDV66 Tの前後輪ともパンクしてしまった

まだほとんど走ってないVittoriaのCorsa EVO CX-IIが…。

涙目である…。

そしてまた引き返して自宅まで戻り、後輪をAeolus 5.0のクリンチャーに変えて空気を入れて再出発

一応パンクをしたルートを避けて行く。

プロスペクトパークについてからはいつも通りの練習をこなす。

レースに出なかったのでいつもより多めにと周回をしていくと、以前味わったことのある感覚がやってきた。

自転車に何度も乗っている人なら経験があるかもしれないが、あるとき、目は覚めてて脚は普通にペダルを回しているのに、精神的には瞑想しているかのように静かになることがある。

絶えず聞こえる風の音がホワイトノイズ化され、体は高い心拍で運動しているのに、精神的には非常に静かで集中しているようで集中していないような状態である。普段は外界の様々な刺激を受けている中で、外界の刺激が遮断され、自分の身体、自分自身との対話に意識が行くような感覚。



覚えている限りでは、以前ロングアイランドを1周したときに、雪で凍結したひたすらな一本道を走っていたときにも同じ感覚があった。



さらには最初にフロイドベネットフィールドで走ったレースで、途中で一人旅になりひたすらペダルを無心に回していたときにもその感覚があった。



とりあえず、追い込みのトレーニングと、十分なクールダウンができた一日であった。

明日から一週間ほど雨予報が続いているのでもしかしたら今日が最後の実走トレーニングになるかもしれない…。


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