Specializedのフレームデザイン訴訟

大晦日にSpecializedのマイク・シンヤードが発した手紙をご紹介したが、今回飛び込んできたニュースもSpecialized絡み。

Specializedが、ロードバイクのフレームデザインを盗まれたとして、新規参入フレームメーカーのVolagiを訴えた。

  SPECIALIZED SUES VOLAGI CYCLES, CLAIMS DISC BRAKE LISCIO RIPS OFF ROUBAIX

というのも、Volagiの2人の創設者は元Specializedのデザイン部門におり、Specialized在籍時に盗んだものだとSpecializedは主張している

Specializedによれば、アジア出張中にVolagiの創設者が自分のVolagiドメインのメールアドレスに資料を送っていたということだが、VolagiはSpecializedのアカウントにアクセスできなかったためで、その後削除していると反論している。

ちなみにその創設者は2人ともSpecializedの前はCamelBakに在籍しており、この業界の狭さを感じる

ところで、今回の訴訟で、Specializedは150万ドル(1億2千万円弱)、Volagiは35万ドルを訴訟費用として使っている。まあもちろんどちらも訴訟費用の負担含めて訴えているのだが、なんというか、フレームメーカーって儲かってるんだなぁ…


2 件のコメント :

  1. 白橙アクア2012年1月8日 13:45

    いつも楽しく拝見してます。そう言われれば確かにヘッドチューブあたりはVENGEっぽい気もしますが…
    正直ロードバイクフレームのシルエットクイズなんてやったら、BMCとサーベロくらいしか当てられる自身がありません。
    あ、あとケストレルのアレw

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  2. 初心者ロードレーサー2012年1月9日 3:43

    私もそう思います。ぶっちゃけUCI規定でガチガチに仕様が定められた今ではそんなに「独自のデザイン」ができる余地がないように思えます。といいつつもその余地の中でエアロ型ロードが出たりいろいろ工夫してるのが現状なのでしょうね。

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