PC連動型トレーナー（Tacx）

TTS4.0への道（THE WAY OF THE TACX）第二回：Tacx Trainer Softwareのエラーとアップグレード

今週のトレーニングのお供は、ツール・ド・熊野、ツール・ド・北海道、昨年コペンハーゲンで行われたワールド・チャンピオンシップ。そして今日は朝から外は雪であったので、Tacxでウォームアップ後に乗鞍をシミュレートしながらエネコ・ツアーを流す。

が、ラスト3kmのところでエラーで強制終了…。

これまでも、USBの接続が切れてトレーニングが止まったり、ハングアップすることも今回が初めてではない。

特にCPU（グラフィック）パワーを使うVirtual Reality系のトレーニングでハングアップする回数が多いのだが、Catalystではそこまで多くなかった。

とはいっても、今年に入ってから既に2回、1ヶ月に1回のペースでハングアップが起こっていることになる。なんというか、一気にモチベーションが失せる感じで、例えるなら気合いが入っているトレーニング中で、パンクでいきなり中断してしまうのに似ている。

結局これでトレーニングを終えるには気持ちが悪かったので、その後LSD。2時間半ローラーに乗っているとさすがに精神的に疲れてくるが、それにしてもTacxの不安定さには辟易している。


■TTSのアップグレード

以前、ライカさんから3.8にアップグレードしたら、ログも消えて新規作成もできず使い物にならなくなったというコメントをいただいていた。まあ、アップグレード発表から1週間ほど経過しており、世界中のユーザーからクレームがいってるはずなので、改善されているかもと希望を持ってインストールしてみることに。

とりあえずトレーニング中のハングアップによる不安定さから抜け出したい一心で、これまでのログを全てバックアップ、TrainingPeaksのWKO+に反映させた上でアップグレード。ところが全く改善されておらず、やはりログも消えて、新規トレーニングプログラムの作成もできない（作成ボタンを押すとハングアップする）。

フォーラム等のコメントでは、Tacx 3.6が一番安定してるらしい。あれで安定か…というほどお粗末な安定さではあるが、しょうがないので再インストールしてTTSをとりあえず3.6に戻しておく。


■次の一手

一方で、このままハングアップリスクを抱えたままトレーニングするのも避けたい。

本来であれば、いっそのことEliteやComputrainerといった別ブランドのPC連動型トレーナーにしたいところであるが、機材自体の買い換えが必要なので、手間も時間もかかるし費用的にも高額になる。

しょうがないので、昨日ご紹介したTTS 4を購入してみることに。

改善点は主にVirtual Reality系のようだが、それでも少しはソフトウェア自体が安定していてくれればという願いからである。それに今後のアップデートはTTS 4がベースになっていくであろうし、このようなブログをやっている以上、ある意味、人柱として新しいものを体験してご紹介していくのも有益だと思う。

というか、UCIルールで厳格化されたサドルも交換していきたい中で痛い出費である。

ということでまた続報をお伝えしていきたいと思う。