事故の経過14日目:体力確認と体脂肪率

今日は家族の用事もなく、時間があった土曜日なので久しぶりにローラー台で追い込んでみる。トレーニングのお供は開催中のVolta a Catalunya

5倍目安で10分を2本。

1本目は平均5.23倍、7分レストして2本目は平均5.15倍。

思ったより体力の低下は少なく脚が回せた。

トレーニング量はクラッシュ以降一気に減ってしまい、コンディションはボロボロになってもおかしくないと覚悟していたのだが、体組成計に乗ると体脂肪率9.9%で、まだまだカムバックはできそうである。

まあいっそのこと、モチベーションが無くなるくらいコンディションが悪くなってしまえば諦めもつくのだが…

体脂肪率といえば、体重を減らしつつ筋肉をつけるという意味で自転車競技とボクシングは共通している点があると思う。

自分は以前ボクシングジムに通っていたことがあるものの、練習生であったので自分自身は減量など関係なく、プロの減量風景を横目にするだけでしかなかったのであるが…。

こちらに詳しい減量苦記事が載っているが、元WBC世界スーパー・フライ級王者の徳山昌守は、「52.1キロまで落とさなければならないのに、試合数日前で56キロあって体脂肪率は4%(2.2キロ相当)。どうやっても計算が合わないんですよ」という極限状態で、最後は絶食によって筋肉量を削ぎ落として試合に臨んだということだからその気迫たるや凄まじいものがある。

他にも「全身の毛を剃ったり歯を抜いたり」といったことがまことしやかに囁かれるが、実際にスーパーフェザー級のウンベルト・グティエレスが髪とひげまで剃って減量をしたことがある。まあロードレースでそこまでやる人はいないと思うが、もしかしたらマルコ・パンターニのヘアスタイルはそういう効果も狙ってたのかもしれない……なわけないか。

ちなみにヘビー級で体脂肪率5%というボクサーもいる。体重100kgで体脂肪率5%なんてどんだけ筋肉量あんねんという感じである。自転車でそれだけの体組成になれば激しく強靱なスプリントを放つトラック選手になれるだろうに。


2 件のコメント :

  1. 昨日シーズン前の準備として脛毛をそりそり。しかし、体重は83Kgの1kg増。小生の脛毛は浮力があったのかも知れない。。。わけないですが。Evo Super 6のTeamで、機材で軽量化の帳尻あわせというオヤジの姑息な手を使ってしまいました。

    返信削除
  2. 初心者ロードレーサー2012年3月27日 0:20

    私はレッグウォーマー着けてる間はまあいいだろうと思って毛を剃らずにいたらクラッシュして膝を擦ってしまい大変なことになりました。SuperSix EVO…、実は私も気になってます…。(笑)

    返信削除