飛行機輪行と選択肢

自転車を旅行先に持っていく。

いわゆる「飛行機輪行」であるが、去年ベルギーのレースに出たときはTrek Madone 6.9 ProをSci-conの専用ケースで輪行していった。




■ロードバイクを輪行ケースで運ぶ

通常、オーバーサイズ扱いとなってしまう自転車を持っていく場合は、追加料金がかかってしまうが、当時はちょうど追加料金がかからないインドの航空会社、Jet Airwaysのチケットがとれたため追加料金をかけずに持っていくことができた



今回はUnited Airlineなので、もちろん※追加料金がかかって200ドル余計に払わないといけなくなる。(※アメリカの航空会社は、DeltaもAAもほぼすべて追加料金が必要になる)

それに、空港から直接レンタカーを借りてトランクで自転車を運んだベルギーのときと違い、今回はバスや電車移動もあることを考えると、通常のロードバイク輪行ケースに入れて移動することは不可能に近い




■ブロンプトンを運ぶ

サイズが小さいことを優先するとすると、まず思いつくのは愛車、ブロンプトンであろう。

レースに出るためロードバイクの飛行機輪行が必須であったベルギーのときと違い、今回はサイクリングなのでブロンプトンでも十分である。



重量は12.08kgと重いが、ブロンプトンだけであれば超過重量制限以内に収めることができる。さらに折り畳み後のサイズも世界最小級であることを考えるとアリな選択肢であると思った。



が、試しにスーツケースに入れてみると…。



微妙に入らない…。

ステムの折り畳み部分が邪魔になってしまい入らない。さらに分解すれば可能かもしれないが、通常のトルクレンチで分解できる感じではない。

スーツケース自体を大きくするという方法もあるが、62インチの壁※のため、これ以上大きいスーツケースを用意すると追加料金がかかってしまい、本末転倒になってしまう。(※一般的な航空会社の規定では、縦、横、幅の長さの合計が62インチを越えるとオーバーサイズ扱いとなる。United Airlineも例外ではない)

うーん、こまった、どうしよう。

助けてドラえもんとばかりに、自転車仲間にヘルプを求めたところ、「分解可能なロードバイク」という選択肢が浮上してきたのであった。


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