自転車と永遠の旅人

すでに旅を終えたあとでのエントリとなるが、順を追ってエントリしていきたいと思う。

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急遽決まったことになったが、2週間の長期休暇をとって香港と日本に一時帰国することに。

そこでいつも悩むのが自転車との絡みである。

幸い、先日のグランフォンドで総合優勝することができ、オフシーズンに入ったこともあってそこまで追い込んでトレーニングをする時期でもなく、毎日ひたすらペダルを回さないといけないといった脅迫観念もない。

とはいえ、せっかくの旅。

旅先でのサイクリングができないのはつらい。

思えば去年の夏、ベルギー、ドイツ、ルクセンブルクでライドしたときも、早朝の通学、通勤の人々に混じり、その土地の素顔を感じることができた



月日は百代の過客にして行き交う年もまた旅人なり

人生が旅そのものであれば、住む場所もまた旅の一部である。

そして訪れる場所全ては、将来住む場所としての候補でもある

自分にとって旅先でのサイクリングとは、単に観光地を訪れるだけでなく、地元の空気を吸って地元の人々の生活を垣間見、もし自分がその土地に住むことになったらを考えさせてくれる手段でもある


■レンタサイクルの限界

この点、前回の香港旅行では現地で自転車を借りて乗った

が、レンタサイクルでは、①自分の自転車に乗れない②レンタルの時間が自由にならないといった問題がある。

①は当然のことではあるが、通常のレンタサイクルはいわゆるママチャリやそれに毛が生えた程度の自転車が多く、少なくとも香港でロードバイクをレンタルしてくれる店を自分は知らない。前回はロードバイクもどきのものであったが、錆び付いている上、変速も効かず、ブレーキにも不安があり、重量以前にロードバイクの体をなしていないものであった。

単に平坦な道をゆっくりポタリングするならともかく、山にも上ってがっつりライドしたいとなると、少なくともブロンプトン、できればロードバイクを持っていきたい

②は数日間で借りられる場合もあるらしいが、通常は時間制であり、開始時間は店舗の開店時間以降になってしまうため、家族が起き出す前にライドするという、家族持ちにとっては外せないゴールデンタイムを有効活用することができない

ということで、今回の旅行ではレンタサイクルではなく、「どのようにして自転車を持っていくか」を考えることになった


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