今日ランチに出ると、ちょうどCitibikeの設置をしているところをみかける。
早速最寄り駅へ行ってみると…。
ずらーっと並ぶCitibike。
マンハッタンのストリートに現れた新たなる景観!かなり爽快である。
が、自転車に全く興味のない同僚の話しでは、こじゃれた自宅の近くにバイクステーションが建てられ、レンガ造りの小綺麗な街並みにブルーのCitibikeがずらーっとならんで景観を損ねてかなり不満とのことであった。
が、レンガ造りの綺麗な通りだろうが、路上駐車の車はどこにでも並んでいるので、景観を損ねているなら自動車も同じである。ある意味、むしろまだバイクシェアリングがニューヨークに浸透しきれていない※が故の反対意見なのかもしれない。(※導入3日目で一般利用は来週からの現段階では当然といえば当然だが…)
路上駐車の車の列が、「ニューヨークの景色」の一部になってしまっているように、シェアサイクルの列もニューヨークらしい景色の一部になれば、それがニューヨークスタイルでニューヨークらしい景観になるのだろう。
敢えてゴーマンをかませば。ニューヨークの景観が壊れるといっているのは今のニューヨークに憧れなり固定観念を抱いている変化を疎ましく思う人々。一方でサイクルシェアなりの新しい動きを支えるのは、これからのニューヨークのスタイルを自分達で作っていくというスタンスである。
以前お伝えした通り、ストリートパーキングの場所が減るなどの反対派も根強く、元々去年導入予定だったのが今日まで延びたのはそういった反対活動もあったからであろう。
実際、2011年から心待ちにしてきた自分としては、自転車行政のロビー活動を行っている団体に寄付をしたり、自転車行政推進派の市議会議員に署名を送ったりして影ながらニューヨークの自転車交通を支援してきたのであった。
ということで試乗レポートは次回に続く。
Citi bikeはもちろんスポンサーはCiti Bankですね?
返信削除随分遅くに気が付きました。
はい。ロゴもそのまんまですがCiti Bankです。Citibankの肩を持つつもりはありませんが、アメリカではThe cityといえばニューヨークを指すので、よいネーミングだと思います。
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