まずはiPhoneやAndroidで利用可能なアプリで近くのバイクステーションを探す。
といってもマンハッタン中にあるので、2,3丁目くらい歩けばすぐにバイクステーションを見つけることができる。
拡大すると詳細な稼働状況が確認でき、
利用可能な自転車台数と、返却可能なドック数(つまりは自転車がない台)を確認することができる。
これでいざ返そうと思ってもドックが埋まっていて返せないということがない。
地味だが重要なことで、自分はルクセンブルクで利用したときに、ルクセンブルク駅前のバイクステーションで返却しようと思っても全ての台が埋まっていて別のバイクステーションまで走っていったことがあった。
最初の試走としてブロードウェイ沿いのタイムズスクエア駅まで行く。
早速自転車をチェック。
自分が以前列挙したバイクシェアリングに使われるべき公共交通用自転車の条件をチェック。
トップチューブがなく、ダウンチューブは低くてスカートの女性でも跨ぎやすいようにできている。
シートピラーがクイックリレーズ式でその場でサドル高の調節ができる。
スーツで乗っても足下が汚れないようにチェーンカバーもついている。
泥除けのフェンダーも装備。
さらにカバン等をおけるようにゴム紐付き前カゴ(というほどカゴ形状になっていないが)も装備。
ベルはハンドル下部に。グリグリ回すと音が鳴る仕組み。
変速は3段のみだが十分だと感じた。(ちなみにブリュッセルのシェアサイクルは7段変速)
次に実際に借りてみる。が、年間利用者でない場合はこの端末で申し込む。
端末は複数語に対応。中国語や韓国語はあるのに日本語はない…。
年間利用者は別途郵送されてくるキーを使う。
ここに年間利用者は手持ちのキーを差し込むだけ。単発利用者は都度パスコードを端末で取得して入力することで解除する。
早速利用してみる。
解除。このフロントフォーク上部の出っ張りで固定する仕組みになっている。ちなみに自転車自体けっこう重いのでぐいっと持ち上げるようにして引っ張らないと解除できない。
ミッドタウンを軽く流してみる。
走行性能はいつものロードバイクと比べてはいけないが、自転車を駐輪する手間や不安なく、いつでも、それこそ仕事のランチタイムにでも利用できる気軽さはまた違った良さがある。
しかも公式ウェブサイトのマイページでいつどこで借りてどこで返して何マイル走ったなど、サイクロコンピュータさながらのライドログが自動で付くのでこれまた面白い。
なんというか、自転車好きにとっては趣味と実益が一致した良い交通手段ができたものである。
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