ニューヨークの遠い春

雪が続いたのでブロンプトンを拭いてやる。

泥除け付近は張り付いた泥雪が溶けて泥だけに。



綺麗にしてやる。

タイヤも拭いていくと・・・。



なんと針金が刺さっていた。幸いパンクはしていないようだったが危ない危ない。



昨日はチャイナタウンのベーカリーでスイーツを少々。



マカロンの種類も豊富。




今朝は摂氏0度、風速冷却ではマイナス5度だが快晴。

まだ少しは路面が凍っているところもあったが、久しぶりに雪や氷でスピードを緩める心配なく走ることができた。

路面を気にせず走れる環境がこんなに気持ちのいいものだったということを改めて認識。

オフィスに着いて(自転車で入る用の)貨物用エレベーター※を待つ。(※トラック2台ほど一気に乗れる大型のエレベーター。Half Lifeをやったことがある人はあの中に出てくる巨大なエレベーターを想像して欲しい)



オフィスビルのロビーはいわゆるホワイトカラーの世界だが、貨物用エレベーターはビル内に缶ジュースを搬入する人や工事に来ている出稼ぎっぽいメキシカンなど、ブルーワーカーの世界。

と、前にいたラテン系の男性が「お前、あの10-10だろ!?」と話しかけてくる。

一瞬何のことかわかんなかったが、そういえば二ヶ月ほど前に、何マイル走ってるんだと聞かれて片道10マイルで往復20マイルだよと話した相手だった。

彼は一緒にいた仕事仲間に「毎日20マイルも走ってやがるんだぜ、この足(の太さ)をみてみろよ、すげえぜ、ヒャッハーーッ!」とふなっしー顔負けのテンションで叫んでいる。

その後エレベーターを待っている間もスペイン語で歌いながらステップを踏み続ける。

何かいいことがあったのか根っから明るいのかはわからないが、こんだけハイテンションで嬉しそうにしてれば冬の寒さもなんのそのだろう

彼はオフィスでパソコンの前に座って仕事してる人たちよりも間違いなく給料は少ないだろう。が、彼の方がよっぽど人生ハッピーに生きてそうである。

夜はまだオフィスを出るときは東の空が真っ暗になっておらず段々と日が延びていくのを感じる。



明日からまた氷点下の世界。明後日は雪が降るらしいのでまた自転車通勤できなくなりそうだが、とりあえず束の間のライドを楽しむことにしよう。


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