いわゆるGPS追跡システムで、自転車が盗まれた場合に位置を捕捉することができる。
同様のコンセプトのものは他にもあるのだが、特徴的なのは「ステムの中に装置を入れられる点」、「ワイヤレスでチャージできる点」、「自家発電でのチャージを検討している点」「周囲の音まで遠隔から聞けるように検討している点」である。
後者の2点は、将来の実装予定でまだ実現の目途は立っていないようだが、特に自家発電できるのには注目したい。
自家発電というと、ママチャリのダイナモのように走行性能を犠牲にして(その分負荷がかかって)発電するものを想像されるかもしれないが、Magnic Lightのように磁気を使って非接触で発電する方向で検討しているらしい。
と、ここまで紹介しておいてなんだが、個人的にはぶっちゃけGPSトラッカーは不要だと思っている。
そもそもロードバイクのような高価な自転車は屋外保管しないし、乗っている間も自転車から離れることはほとんどない。
さらに、走行性能確保のために泥除けやスタンドすら付けていないロードバイクで、無駄に重量を増やすGPSトラッカーを付けたら元も子もない。
たとえていうなら、サーキットを走るF1マシンにカーナビを付けるが如しである。
逆に安い自転車であればお金を払ってまでGPSトラッカーを付けるメリットも少ない。
そしてDi2を使っている人はステム装着型の充電池とも被ってしまう。
むしろ、ワイヤレス充電や自家発電による充電はむしろDi2の充電池にこそ実装して欲しい機能である。
ということで、GPSトラッカーよりもむしろ充電方法に注目したい内容であった。
先日ロードを盗まれてしまったので、これはぜひ取り付けたい。
返信削除自転車から全く離れない人には必要ないが、殆ど離れないという人には役立つだろう。
それはとても辛いですね。。。私は折り畳みしか盗まれたことがありませんが、それでもしばらくショックで立ち直れなかったです。NYの知り合いには、盗まれた自転車を見つけて取り返したというツワモノもおります。
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