生化学

ニューヨークで味わう本場のクロナッツという幻想について

クロナッツというスイーツが話題になっている。

　　ニューヨーカーが今、夢中！大行列で買い求めるクロワッサン・ドーナッツ、 ”クロナッツ”

クロナッツとはクロワッサンとドーナッツを組み合わせた混成語であり、イメージ通り、クロワッサンとドーナッツの双方を組み合わせたものである。

ニューヨーク発ということで、スイーツ好きの自分は一度は食べてみたいと思っていたので買ってみた。



こちらはコーヒーで、



こちらはバニラ。



一口食べてみると・・・。

こりゃまずい！！

不味いというか、脂が口の中や口の周りにつき、脂を食べてるような感覚。

袋を見ると脂が浮き上がってついている・・・。



最近脂をあまりとらないようにしているからか、見るだけで胸焼けしそうである。



結局2個買ったが実際に食べたのはそれぞれ4分の1ほど・・・。

買った直後はまだパリパリで口当たりもいいかもしれないが、しばらくして「しなしな」になるとその本性を現す・・・。



すんげえ体に悪そう・・・

それもそのはず、Wikipediaによれば「このペイストリーは、薄い層状の生地をブドウ種油（grape seed oil）で揚げたあと、砂糖で味付し、中に詰め物を入れ、照りを付ける」とのこと。

クロワッサンは食パンよりも炭水化物は少ないくせに、脂質は6倍ほどある高脂肪食品（ライ麦パンと比べると脂質は10倍以上）。

バターを多量に練り込んだ生地でつくるクロワッサンは最悪である（デニッシュ系も同じ。いわゆるパイ生地は脂肪高し）。

さらにそれを揚げるのだからその脂肪量は計り知れない。

ちなみに1個4ドルという高額で、1個で390kcalという高カロリー。

1ドルで買えるクリスピークリームドーナツの方がよっぽど美味くて低カロリー（まあそれでもドーナツは高カロリーだが）。



ミスドのものは絶賛されているようだがこちらでは試食不可能・・・。

ミスドなら日本人の口に合うように甘さ控えめの軽い口当たりにしてそうだが・・・。

　　【グルメ】満を持して登場したミスドの新商品「ミスタークロワッサンドーナツ」が激しくウマい！ サクサク食感が素晴らしい

少なくともアメリカでは美味しんぼの一シーンを思い出させるアメリカンな出来であった。



スイーツ大好きな自分だが、はっきり言ってクロナッツは勘弁・・・。

もう二度と食うまい・・・。