2014年のツール・ド・フランスとはなんだったのか


2014年のツール・ド・フランスが終わった。

ご存知の通り総合優勝はニバリ。

ライバル(というより他の筆頭優勝候補たち)が序盤ステージに姿を消した後の完勝。

総合優勝へと大きくタイム差を確保し、守りに入ってもいいべき後半の山岳ステージで敢えてアタックをかけ、さらにタイム差を広げたその攻めの走りは評価されるべきであると思う。

最後のタイムトライアルでもマイヨ・ジョーヌを着て圧巻の走りであった。



が、一方で、やはりどうしても「なんだかなぁ」感が否めない。

圧倒的な強さを見せるツールか、最後までわからないライバル同士の競り合いがあるツールかで言えば今回は前者。

21ステージ中、19ステージでニバリがマイヨ・ジョーヌを着続けた。

イノーやインデュラインの時代を見ても、それはそれで圧倒的な王者の君臨にインパクトを感じずにはいられない。

が、今回は本来ライバルになるはずだった選手が相次いでクラッシュ、リタイア。

フルームやコンタドールがいてもこの圧勝があったかというと、かなり疑問が残る。

ここで思い出すのはドーフィネでのフルーム対コンタドールの戦い。

本来観客が期待していたのは派手なクラッシュシーンではなく、むしろ最後まで譲らずに競い合うこの姿だったのだと思う。





それよりも気になったのはこちら・・・。

ツール・ド・フランス開催中にある選手がFacebookに投稿した自分の脚の写真・・・。



本人曰く、12年間、毎年3万5千km以上走り続けた結果とのこと。

うーん、すごい。


6 件のコメント :

  1. ツール・ド・フランスが終了すると、まだ8月にもなっていないのに夏が終わってしまった感じがして寂しいですね(´・ω・`)

    返信削除
    返信
    1. 今日のエントリでちょうど取り上げましたがニューヨークはすでに夏が終わりかけてます・・・。
      ヒルクライムレースもあと1つでシーズン的にも本当に夏が終わってしまいそうです・・・(T_T)

      削除
  2. 体脂肪が低くなって血管が浮き出てるってことなんでしょうかね?
    すごいというかもはや気持ち悪ささえ感じます。

    返信削除
    返信
    1. 伝説の「ジョージヒンカピーの静脈」といい、なんか自転車選手の脚がグロ画像として取り上げられているのもまたなんというかですね・・・。ちなみにこれを見て「ドーピングしているのでは」というコメントも出たそうです。

      削除
  3. 白橙アクア2014年7月30日 23:58

    一般人はおろかサイクリストから見ても、そうとう不気味な脚です…。
    しかしこの選手にとって、この脚は戦う男の勲章なのでしょう。ドーピングも絶対にしていないという確信があればこその、SNS公開な訳ですし。

    ニーバリの圧勝劇は正直予想外でした!パヴェステージでのリードもあり、順調に推移したならコンタやフルームとも絶妙の勝負になったのではないかと思うと少々残念です。
    でもこれでブエルタはビッグネーム達が再び登場するかも。期待大ですね。

    返信削除
    返信
    1. 普段走っていてこんな脚の人が目の前にいたらそりゃびっくりしますよね。ただSNS公開というのはすごいというかオープンな感じがします。

      ブエルタはかなり熱くなるでしょうね。みんな欲求不満が溜まってそうですから。それに去年マリア・ローザのニーバリが今年ツールを獲ったということは・・・、来年キンタナ、キタコレ!

      削除