オシャレ感ゼロのおっさんにはインスタが無理ゲーだった件



恥ずかしながら先日、Instagramに登録してみました。

きっかけは綺麗な香港の写真を掲載しているアカウント(インスタグラマーと呼ぶらしいが、このアカウントは個人ではなく香港公式っぽい)をたまたま見つけて、そのインスタグラマーがアップロードする写真をフォローしたかったから・・・。





が、フォローするにはInstagramのアカウントを登録しないといけないらしい。

すでにFacebookやらなんやらでSNS疲れしている自分はこれまで敬遠していたのだが、これを機に登録してアカウントを作成。


せっかくだから以前このブログでも取り上げた店の写真をInstagram用の加工ツールを使ってアップしてみる。




オシャレ感満載にしようと頑張るが、そもそも必死こいて頑張ってる時点でオシャレじゃない・・・

本当にオシャレな人はさらっとアップして「オシャレですけど、なにか?」という感じなんだろう・・・。

はたして1枚アップした時点で力尽き、三日坊主ならぬ「1回だけアップ坊主」に。



なんかインスタでは、暗黙的に「オサレ感を出さないといけない雰囲気」があり、そもそもオサレでもなんでもない自分にそんなオサレな写真があるわけでもなく・・・。



き、きびしい・・・。


みんなこんなハードルが高いSNSをやってるのか・・・。


ナウなヤングにバカ受けという触れ込みのインスタだが、ポケベル※すら無い時代を生きてきたおっさんにとってはデジタルネイティブとの間に深い溝を感じざるをえない・・・。(※電話から送られた信号を文字で表示する端末。携帯がない時代に「724106」=「ナニシテル(何してる?)」「4510」=「シゴト(仕事)」といった暗号めいたメッセージを送れた(詳しくはWikipediaへ))


調べてみると、イマドキの10代(という表現自体がおっさんっぽい)はインスタどころかミックスチャンネルなるものをやってるらしい・・・。

なんでも写真ではなく10秒間の動画をアップロードして共有できるサービスだとか。

おっさんからしてみれば「YouTubeに10秒の動画を上げるのと何が違うんだろう」と思ってしまうんだが、よーわからんが違うらしく、10代カップルのいちゃいちゃ動画が流行ってるらしい。





なんというリア充感・・・。

ミックスチャンネルを運営するプロデューサー曰く、10代の承認欲求の現れらしい。

プロデューサーを務める福山誠氏はこう説明する。「10代の自己表現の背景にある、『人気者になりたい』『認められたい』といった欲求を、受け止めることができればと思う。全国の中高生が隣の学校の面白い日常をのぞくことができるような、エンターテインメント感が受けているのではないか」。

女子中高生が熱狂する「ミックスチャンネル」


おっさんの理解の範疇を超えているが、こんなに承認欲求が強いのかと思うと、逆に日常生活で満たされていないのではないかと心配になってしまう・・・。


インスタではインスタジェニック(!?)という新語まで登場し、Instagramでいかにオシャレ感満載なリア充写真を載せるかで競っているらしい。

テレホーダイ※の時代に夜通しオンラインゲームをやっていた自分としては、「別にひきこもってゲームしててもええやん?」という感じでリア充競争からはむしろ脱落したいくらいなのだが・・・。(※23時から翌日8時まで電話がかけ放題というNTTのサービス。電話回線を使ってネットに接続することで、定額格安のネット使い放題サービスとして利用された。が、回線速度は今と比べ物にならないほど遅いため、歌を1曲ダウンロードするのに1日かかったこともしばしば(詳しくはWikipediaへ))


働きたくないでござると思いながら家族のために日銭を稼いでいる社畜28号にとって、オシャレ男女が集うインスタの壁は高すぎる。





ヘルメットを被るとキノピオになってしまうようなデカ頭のおっさんはインスタ敗北宣言をするしかなかった・・・。





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