結婚して寿命を延ばす?!



自分はもともと結婚願望が強い方ではなかったのだが「結婚してた方が長生きする」というのを初めて知った。

生涯未婚となってしまう独身男女の人生の一番の特徴は、ただただ早死にが避けられないことだ。未婚者と既婚者を比較した死亡率の差異で見ると、本来死亡率が低いはずの45歳から64歳の未婚男性は同じ年齢層の既婚男性より2.0倍から2.4倍程度高くなる。同じく、伴侶に先立たれた男性も、生活リズムの変化や食事内容の劣化、家庭内での話し合える人の喪失など、女性に比べて高い「ひとりぼっちリスク」を抱えることになる。

独身であるというだけで、25歳以降のすべての年齢層で死亡率が高くなる傾向は特筆してしかるべきだろう。男性ばかりを強調するようだが、女性も男性ほど死亡率が高いというわけではないというだけで、リスク自体は既婚女性よりも高くなっている。

不幸の連鎖、男性の3人に1人「生涯未婚」時代

不老不死に関する話題は古くからあり、中国では秦の始皇帝が不老不死を求めて徐福を派遣したことも有名だが、寿命を延ばす身近な「長寿対策」がこんなところにあったとは・・・

一緒に暮らしていることによって体調を崩したときに看病してもらえたり、病院に付き添ってもらえたりということもあるんだろうが、それよりも精神的な孤独感が解消されることによる影響が大きいのだろう。

月並みなセリフだが、家族がいることで「自分ひとりの体じゃない」という意識が出て健康にもより気を使うようになるのかもしれない。

もちろん、このためだけに好きでもない相手と結婚するのはナンセンスだし、そもそも他人と一緒に生活するということは様々なリスクもあり、逆にストレスになってしまうケースもあるだろう。

とはいえ、こういう統計結果が出ているのは確かなので、ライフプランや資産計画を立てるときはこれも踏まえた上で考えた方がいいのだろう。


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