霧に消えたジョージワシントンブリッジ



今朝出勤しようとすると「ジョージワシントンブリッジが閉まっている」というアラートが出ていた。





自分よりも出勤時間帯が早い自転車仲間からは、このせいでバスにしたが1時間以上待っているという辛そうなメッセージが届き、Twitterでは橋が開かなくて50分以上待たされているという通勤サイクリストからのツイートが写真とともにアップされていた。





どうやらニュージャージー側に来る車線で起こった交通事故で、警察による事故処理のためサイドウォーク(橋の自転車道)が閉鎖されてしまったらしい。



事故によりニュージャージー方面は全車線閉鎖しています。



しょうがないからバスで行くかと思ってワイシャツを着てアラートをチェックすると、車道もかなりの渋滞になってる模様



ん・・・?

でも自分が行くのは事故が起こったニュージャージー方面ではなくてニューヨーク方面だぞ・・・?


と思ってアラートを読むと・・・




西(ニュージャージー)方面の事故処理に対する野次馬でニューヨーク方面は60分の渋滞になっています。





おい、野次馬!!



そういえば以前JFK空港にいくときに高速道路で渋滞が起こってしまい、あわや出発時間に間に合わなそうになったことがあったが、そのときも渋滞の原因は反対側の車線で、みんなそれを見るためにスローダウンしていて渋滞になっていたということがあった。


と、出発しようとした直前にサイドウォークが再開したというアラートが!!





ここぞとばかりにジャージに着替えてブロンプトンで出発。


と、出発すると今日はすごい霧。




いつも通勤時は調光レンズ(紫外線によって濃さが変わるサングラス)のアイウェアをつけているのだが、ちょっと走ると霧の水分で水滴がつく&曇ってしまって途中から外して走る。






久々に見る霧の中に消えていくジョージワシントンブリッジ。



ハドソンリバー沿いを南下しているときも、霧が低く立ち籠めているためか、霧の上にビルが伸びていて幻想的な感じ。



一方で東の空は霧が晴れてきて、右側だけ霧が立ち籠めているというこれまたレアな通勤だった。






通勤トレーニング朝の部のあと、休憩を入れて夜の部へ。


霧のあとで大気が太陽光を反射しやすくなっているのか、帰りは西の空が巨大なスクリーンのように夕焼けを反映して紅に染まる。




しかもマラソンしていたAさんと偶然すれ違い、かなり久しぶりに話すことができて嬉しい邂逅。


一方でTさんの帰国の話しも出て、出会いと別れが一気に動き出した1日だった。


日本の年度感覚が当てはまらないはずのニューヨークだが、それでもこの時期は出会いと別れの刻らしい・・・。




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