見ろ!労働者がゴミのようだ!
独立記念日の週末が終わりました・・・。
特に今週月曜は、土日と火曜日の祝日に挟まれた平日ということで、休暇を取って4連休にする人が続出。
会社でも多くの人が休み、旅行中のLINEやらも入ってきて4連休を楽しむ和気藹々とした様子がうかがい知れます。
えっ、わたくしは何をしていたかって・・・?
ええ、労働に精を出しておりましたとも。
労働者として勤労にいそしみ、資本主義社会の歯車のひとつとなれていることに喜びを感じておりました。
汗して働いてお給料をいただく・・・
これぞ労働者の極み!!
生きてるって感じがしますね!!
企業戦士としての責務を果たしてる感じがしますね!!
嗚呼、働くって素晴らしい!!
資本主義バンザイ!!
死ぬまで働き続けれますか?
そんな私の一日をあざ笑うかのように日経ビジネスの記事が目に飛び込んできました。
できるだけ多くの高齢者が働き続けて社会を「支える側」に回ることにより、少子化対策の失敗をカバーしようという発想である。
「引退して悠々自適の生活を送る」という、筆者のような世代が漠然とイメージしてきた人生のゴールのようなものは、だんだん遠くなりつつある、もしかするとなくなりつつあるのかもしれない。
「74歳まで働く人生」になってしまうのか? 経産省若手プロジェクトから考えたこと
日本人男性の平均健康寿命は71歳。
健康寿命は介護が必要だったり、日常生活に支障が出る病気にかかったりする期間を除き、自立して過ごせる期間を示す。同チームによると、日本の健康寿命は男性が71.11歳、女性が75.56歳で、男女とも健康寿命は1位だった。
「健康寿命」日本トップ 男性71.1歳、女性75.5歳
65歳で定年して年金生活に入るとなると、大卒で就職した場合「6年間の自由のために43年間自分の人生を捧げ続ける」という計算になります。
43年の経済奴隷と引き換えに6年の自由、これを割に合うとみるかどうか・・・。
そういえば日本はさらに厳しい方向に進みつつあるようですね。
国民皆兵社会でしたっけ?
ああ、そうそう、一億総活躍社会でしたね。
一言で言えば「動けなくなるまで働け」ってことですね。
最期の6年の自由すらないよ、と。
企業戦士に自ら望んでなる人もいれば、単にお金のために、生きるために働いてる人もいます。
活躍したくない人はどうすればいいんでしょう・・・。
むしろ一生「活躍」していたい人がどれくらいいるんですかね。
そもそも労働は国民の三大義務のひとつですが・・・
労働してない人、たくさんいますよね。
特に支配階層の方々に・・・。
そういえば誰でしたっけ?あの、月2回出勤するだけで年収1千万もらっていた天下りの人。
民進党の小川淳也議員は、顧問報酬について「月2日勤務で1千万円か」と質問。嶋貫氏が「社に出向く回数は基本的にそう」「金額はその通り」などと答えると、委員や傍聴人からは「おお」「1カ月2回か」とどよめきが起きた。
天下り先「月2回勤務、年収1千万円」 国会どよめく
ああいう人は毎日汗水垂らして働く社畜の我々を愚民だと思ってるんでしょうね。
正直に「政策の失敗で年金も医療保険も破綻するから労働し続けてください」と言えばいいのに、「活躍」という言葉で誤魔化してるのは国民を舐めてるとしか思えませんね。
ぶっちゃけ、お上から見て国民をもっと労働力として活用しようってことですよね。お上目線から見れば、むしろ「一億総活用社会」なわけです。
「活躍」という言葉に踊らされて「よし、おれもいっちょ活躍してみるか!」なんて思ったが最後、ていのいい労働力として日本国財政のために使い捨てにされるんでしょう。
いやぁ、「ものは言いよう」とはよく言ったものですね。
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