うまい棒1万本のいい話

墨田区の動画コンテストで優勝した男性が商品のうまい棒1万本を錦糸小学校に寄付したとして話題になっている。

自分は以前近くで働いていたこともあり、錦糸小学校は何度も横を通ったことがある。

さらに錦糸町といえば駄菓子問屋が多いことでも有名。

当時ランチタイムに合わせて駄菓子を買ってオフィスで食べていた。



駅前に大きなうまい棒ペイントのビルもあるので賞品がうまい棒なのも納得である。



そもそも、優勝商品は以下の4種類の中から選べたとのこと。

・ブタの落としぶた100頭分
・消しゴム1000個
・うまい棒10000本
・東京スカイツリーの天望デッキ内にあるスカイレストラン634にグループで招待

4つの選択肢について、コンテストの事務局である墨田区の広報広聴担当者は、こう説明します。

「区内に本社があるなど墨田区ゆかりの会社の品々です。金額にして約10万円になるように選びましたが、きっと受賞者はレストラン招待を選ぶものと思っていました」

うまい棒10000本! 小学校に41歳が寄贈、心温まるサプライズの理由は? 全校朝会で歓声、教材にも

ここでうまい棒を選んだ桐生さんの理由がこれまたすごい。

応募の時点で「自分は独身でレストランに連れて行く相手もいないから、うまい棒しかない」と決めていた桐生さん。

(´;ω;`) ブワッ

「自分は独身でレストランに連れて行く相手もいないから」




「うまい棒しかない」

(´;ω;`) ブワッ


わかる、わかるぞーー。

自分も日本にいたときは長らく1人暮らしを続けていた。

誰もいないワンルームマンション・・・。

会社と自宅との往復の日々・・・。

リア充とはほど遠い暮らし・・・。

女性と話すのはコンビニ店員との「あたためますか?」、「あっ、いえ・・・」くらい・・・。






ちなみに他の賞品候補を見てみると・・・。

 ・ブタの落としぶた100頭分

ブタの落としぶたが何かよくわからなかったが、調べてみたら単なる鍋蓋らしい。



ブタの落としぶたの製作者には申し訳ないが、こんなもの100個もらってもゴミになるだけだろう。

同じ10万円相当ならうまい棒1万本の方がよっぽどいい。

 ・東京スカイツリーの天望デッキ内にあるスカイレストラン634にグループで招待

というか、スカイツリーの天望デッキのレストランって10万円もするのか・・・。

名よりも実を求めたい自分としてはさわやかのげんこつハンバーグ2つで満腹になった方がよっぽどいい。

げんこつハンバーグ2つで計2000円強。



賞品はげんこつハンバーグ2つとうまい棒8000本。これ最強。でもげんこつハンバーグは墨田区名物じゃないという諸刃の剣。

自分はまだ東京に住んでいたときに、うまい棒を1000本大人買いしたことがあったが食べ切れなかった。

最初見たときは「これ、もう一生うまい棒に困らないんじゃね」と思ったものだが、ひたすら食べていくとある時点を境にまったく食指が伸びなくなった。

それでもとんかつソース味、コーンポタージュ味、チーズ味、たこやき味あたりの比率を多くしていれば食べきれていただろうと思う。

おそらく錦糸小学校でも味の違いによる不公平議論が巻き起こることだろう・・・。


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