小径車のブロンプトンでヒルクライムしてみた結果

独立記念日の祝日、実験がてらブロンプトンでいつもの通勤とは逆方向へ走り出す。

ハドソンリバーの崖の中腹にあるパリセイドインターステートパークという公園内へ。

いつも渡っているジョージワシントンブリッジを下から眺める。



祝日ということで星条旗が掲げられている。



ちなみにこの吊り国旗は重さ204kg、縦27メートル、横18メートルで「World's Largest Flying American Flag」とのこと。



パリセイドインターステートパークは、Park(公園)といっても日本の公園のように整備されているわけではなく、ところどころバーベキューができる施設はあるものの、いわゆるUndeveloped Park(未開発公園)で、日本でいうところの公園というより自然保護区に近い



イメージ的には、宅地や商業地開発を禁止されている自然保護区で一般にも開放されている場所が「Park」と称されているといった形か。

よって、Parkといっても一本道がひたすら崖の中腹を貫いているだけで、波止場には船が停泊したりしているものの、基本的にはその一本道を走るサイクリストやジョガー、崖のトレイルを歩くハイカーが大半となっている。



普段ロードバイクでトレーニングする時は(といってもここ数年はレース以外では数えるほどしかロードバイクで走っていないが・・・)幹線道路の9W沿いを走るので、このPark内を走るのは久しぶり。



今日の目的地はこのParkの北端にある上り、通称「奥の坂道」でブロンプトンでヒルクライムを試してみること。

重い小径車、かつ3速しかギアがないブロンプトンということもあり、どんどん他のローディーに抜かれていくが気にしない。

そして奥の坂道に到着。

奥の坂道といえば、モータードーピングを特集したアメリカのドキュメント番組、60 Minutes内に出演したタイラー・ハミルトンが走っていたのも奥の坂道だった。



船着場まで降りて、そこから崖の上までヒルクライム。



ロードバイクのヒルクライムはこれまでも何度となく走っているので、小径車のヒルクライム性能を比較しながらチェックするには最適。

勢いよく飛び出す・・・。

が、途中からギアがきつい・・・。

50rpmとかになりながらほぼ筋肉だけでギコギコ漕いでる形になってしまったので軽いギアに内装ギアをチェンジ。

ところが3段しかないギアのために今度は軽すぎる。

50rpmから一気に90rpm以上になってペース配分めちゃくちゃ。

息も絶え絶えに・・・、ボロボロになりながら頂上へ。



タイムを見るとめちゃくちゃ遅い・・・。

そもそも小径車というよりギアが3つしかない方が問題かもしれないし、ブロンプトン自体重いので、同じ小径車であっても7kgを切るバイクフライデーSuper Proであれば全く違う結果になるのかもしれない。

が、それよりも思い知ったことがある。

それを考えるとそもそも小径車云々の選択肢は消えていくのであった・・・。


0 件のコメント :

コメントを投稿