ニュージャージーのトレイルハイキング

今年は贖罪の年。

去年自転車を優先した分、今年は家族優先で生きる。

以前トレイルランをちょこっとだけしたハイキングコースへ家族と一緒に行く。

自転車オンリーだった頃はサドルに座るのに慣れきっていたため歩くのがすごく億劫で、ハイキングなど体力的にきつくてもってのほかだった。

キアプッチにしろイノーにしろハミルトンにしろ、どうやら自転車とウォーキングが両立しない(使う筋肉が違う)のはこういうところにも現れているのかもしれない。

We got along great, with one exception. Walking. I know this sounds crazy, but one of the first rules I learned as I entered topflight bike racing was this: If you're standing, sit down; if you're sitting, lie down; and avoid stairs like the plague. Bike racing is the only sport in the world where the better you get, the more you resemble a feeble old man. I'm not sure of the physiology behind it, but the truth was, walking and standing for extended periods wore you out, made your joints ache, and thus set back your training. (Five-time Tour de France champion Bernard Hinault hated stairs so much that during some Tours, he would have his soigneurs carry him into the hotels rather than walk).


ところが自重を支えるスポーツであるランをはじめたおかげで、歩くことへの抵抗感がなくなった

自転車でプロを目指すなら違うのだろうが、おっさんアマチュアレーサーにとってはもはやそこまで拘る必要もないし、むしろランにとって不整地のハイキングはプラスに働くだろう。



それでも下の子を抱きかかえながらのハイキングはくたびれるのではあるが、上の子の希望となれば重い腰も上がる。

と、まずはその前にチャイナタウンの茶餐廳でランチ。



炸饅頭に、



これまた香港式の揚げるフレンチトースト(煉奶西多士)に、



練乳を挟んだ上で練乳添えという練乳尽くし。



ベイクドチーズスパゲッティの焗肉醬意粉。



絡みついたチーズがたまらない。



腹ごしらえを終えたらいざハイキングへ。



気温は少し肌寒いくらいだが、歩き出して身体が温まってくるとちょうどいい具合。



寒すぎや暑すぎを考えると、春や秋が一番いいハイキング日和なのかもしれない。



ハイキングというと山登りのイメージだが、今回はハイキングコースの裏口の、一番標高が高いところからスタートしているので、開始から下り坂気味(ということは帰りがきつい・・・)。



近所のハイキングコースとあって、景観はないに等しいが、それなりに木々が生い茂っていてハイキングっぽい雰囲気は出ている。



同じように家族連れの人たちともちょこちょこすれ違い、時期的に「Happy Easter!」と挨拶をしながら歩く。



トレイルコースは色分けがされていて、まずはホワイトタグを目印にして進む。



「ホワイトタグを見つけたら、次のホワイトタグがある木を探して歩いていくんだよ」と、迷わないようにハイキングの基本を上の子に教えながら歩く。



コースに沿って下りながら、麓の湖に出る。



ここにビジターセンターがあるのでトレイルマップの地図をゲット。

ビジターセンター内には小さい展示もあり、生きてる亀も飼われていてしばし観覧。



野外のケージ内にはフクロウやハゲタカもいる。



一通りビジターセンターを回ったらコースへ復帰。



今度はレッドタグを目印にしてコースを進む。



そして一応今日の目玉のクリークに。



橋もあって上の子は大喜び。



下の子はわかってるのかわかってないのかよくわからんが、「アーアー」と声を上げているので興奮しているのかもしれない。



何度も橋を行ったり来たりして喜んでいる上の子を見ると来た甲斐があったと思う。

が、橋の横から川に降りたそうにしているのはそれは止める。



小さい子が川に落ちる云々というニュースを聞くことがあるが、まさにこういうところで起きるのだろう・・・。



同じくハイキングしている人に写真を撮ってもらって帰路へ。



上りになるが頑張って歩く。



気付けば時間もけっこう経っていて、帰るにはちょうどいいタイミング。



が、出口の直前になって、紫のコースに行きたいと息子が駄々をこね出す。

もう暗くなるからまた今度ねと諭して帰るが、「I'm so sad」と残念がる。

親としてはそんな悲しい感情を言葉に出して説明できるようになったことに感動して目が潤んでしまう。

次こそはパープルタグのコースを歩こうという目標もできたのでまた今度連れてこようと心に期すのだった。


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