結果がわかっている非スイングステートでも投票する思惑

今日は市民権(アメリカ国籍)を持っている妻は朝から投票所へ。

その間、2人の子どもの面倒をしながら仕事することになりやはり大変。

投票所はそこまで混んでいなかったものの、それでも帰って来たのは昼過ぎ。

投票用紙はこんな感じで共和党か民主党かで列がわかれているので、大統領や副大統領候補はともかく、各議員候補の個々人の名前を知らなくても支持政党が決まっていれば困ることはない。



最近では投票所付近で武装集団が出るだろうから危ないという噂もあり、そもそもニュージャージーはスイングステートではないので投票しても民主党が取るのは決まっているだろうという話しもした。

が、単に結果だけではなく、投票者の統計で人種別も出るので、投票行動に出ることでアジア系のプレゼンスを確保するという思惑もあるらしい。

自分もアメリカに来る前は日本で投票したことがあるが、そこで自分の人種に対する政策を意識するというのはアメリカならではなのかもしれない。

たしかに日本人が多い地域では公立学校なのに日本語ネイティブ向けの日本語でのESLクラスがあったり、以前住んでいたブルックリンのチャイナタウンでは郵便局にも中国語窓口があったり、ユダヤ人地区では日曜でも郵便局がやっているので日曜日に手続きしたかったときにその地域の郵便局まで行ったこともあった(ユダヤ教は金曜日没〜土曜日没まで安息日なので金土が休みになる)。

別途センサス(国勢調査)もあるし、納税者区分でも統計があるだろうからどこまで投票者の統計が影響するのかわからないが、選挙は政策を決める議員選出に関わる以上それなりに影響はあるのだろう。

州によって投票所が閉まる時間は違うがたいてい午後7時~9時頃。

これから東海岸の開票が進んで行く状態。

そういえば4年前は大勢が決着してトランプが勝利演説を行ったのが深夜3時頃だった。

当時10歳だったトランプの息子のバロンくんが勝利演説中ひたすら睡魔と戦っていて話題をかっさらっていたのを思い出す。



まあ接戦にもつれ込まなければもっと早く大勢が決するので寝不足回避のためにもそうなって欲しいものである。

ちなみにこれが前回の結果。



今回はどうなるか・・・

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