(※虫の写真が出てくるので見たくない方は引き返してください)
最近というか今年になって大量に見かけるようになった虫がいます。
調べてみるとスポッテドランタンフライという名前で、中国から入ってきた害虫とのことです。
虫嫌いの自分としてはみかけるだけでも気持ち悪いのですが、それがあちこちにいるから質が悪いです。
どれくらいあちこちにいるのかというと、庭に出ると10秒くらいでみつけられるくらいいます。
ここ数年で一気に繁殖したらしく、ニュージャージーやニューヨーク、ペンシルベニア、デラウェアと、東海岸の北部に広く分布してしまったようです…。
人体には害はないようですが、樹木のカビを促進させるということで害虫指定され、政府のサイトでは見つけたら即踏みつぶしてくださいとお触れが出されるほど…。
そのお触れをみんな忠実に守っているのか、スポッテドランタンフライをよくみかける一方で、その死骸も大量にみかけます。
自転車通勤時に、ジョージワシントンブリッジを渡る間に何匹いるか数えてみようと思って走った結果、橋のランプ(メインの橋部分に至るまでのゆるい坂)を走ってる間にすでに10匹以上の死骸があって数えるのをやめたほどです…。
せっかくだから写真を撮ろうと、ニュージャージー側の階段を上がったらやはりそこにも死骸があったのでパシャリ。
そのすぐ隣にも二匹並んで踏みつぶされています。
さらに階段のステップにもいるので、意味のない二度踏みで汚れないように気をつけます。
というかこのランタンフライ、外でランチを食べているときにも飛び回っているし死骸はそこら中にあるわでゆっくり食事を楽しむこともできません。
「人体に害はない」といっても気持ち悪い虫が飛び回っているだけで十分精神的に被害を受けてるのではやく絶滅させたい…。
控えめに言ってめちゃくちゃキモイです…。
とはいえまだ自分の生活範囲内はマシな方で、リンゴの木の幹が見えないくらい大量にひっついているスポッテドランタンフライもいます🤢
政府からのお達しのように、住民全員が見かけたら駆除するという全面戦争化しているスポッテドランタンフライとの闘い…。
ただ中国では同じ方法(住民も見かけたら駆除する)でスズメを激減させた結果、イナゴの大量発生を招いて大飢饉に陥ったということなので副作用がないか心配なところ。
とはいえ元々アメリカには存在していなかった害虫なので、少なくともアメリカでは絶滅させてしまっても問題ないんでしょう。
ゴキブリと並んで絶滅してほしい虫にランクインです…。
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