リアディレイラー分裂でロードバイク通勤

先日のこと、いつものように自転車通勤をしていて路肩の段差を乗り越えたときのこと…。

ガチャガチャっとチェーンがずれる音がしたと思ったら次の瞬間、バキッっと何か壊れたような音が…。

それと同時にトルクがなくなり、何かドライブトレインに問題が起こったのかと思い緊急停止しました。

リア部分を見ると、リアディレイラーが真っ二つに分裂していました…。

リアディレイラーはロングケージのものを使っていたので段差等の衝撃でチェーンが暴れやすく、それに加えてもともと折り畳み自転車に無理やりロードのコンポーネントをつけているのでチェーンラインも少し斜めになっています。

そんな要因が重なってずれたチェーンがプーリーを引っかけた状態で引っ張る形になり、ディレイラーの可動部分がバキっと逝ってしまったのだと思います。

ということで急遽ストレージにロードバイクを取りにいきます。

旅行から帰ってくる前にストレージに置いたまま使ってませんでしたが、空気を入れてまずは家まで自走。

が、ここで祟ったのは電動式シフター。

充電がすっかりなくなっていたので家に戻ったら急遽充電します。

が、さらに充電器がすぐに出てこずここでも時間を取られます。

というかシマノの充電器のアダプタ部分はUSB仕様(Micro USB Type-Bコネクタ)なのに、なぜジャンクションはわざわざ独自規格のコネクタにしているのか・・・

 

今やUSB-Cでパソコンの充電すらできる時代。Garminのサイコン等はUSB仕様になってるのでジャンクション部分だけ技術的に無理というわけではなさそうで改善してほしいところです。それなら旅行先とかでも市販のUSBチャージャーで簡単に充電できるのに(最新モデルではもうなってるのかもしれませんが…)。

ということで往復分だけ少し充電したら出発。

久しぶりにロードバイクに乗ります。

というか通勤でロードバイクを使うのは初めてかもしれません。

と、いつもの折り畳みとは全然違う軽さに思わず笑みがこぼれそうになります。

変速もパシパシ決まるし、変速時のギア比もスムーズに回ります(まあ値段も折り畳みの10倍以上するので当然と言えば当然ですが…)。

これまで移動手段だった折り畳み自転車の行程が、ロードバイクだとレジャーになりそうな感じで、こんな楽しみながら通勤してていいんだろうかと思うほど。

とはいえ古いモデルだけあって、ディスクブレーキ全盛の今とは違ってリムブレーキモデル。街中で歩行者の急な飛び出しでブレーキをかけるときにはやはり物足りなさというか不安を感じます。

折り畳みとはいえ構造上ディスクブレーキの方が制動力があるので、ブレーキの利きが悪いといざというときのためにスピードが出せず、街中ではロードバイクの速さも殺されてしまい、利便性を考えたらやはり通勤は折り畳み自転車の方がよさそう。

さらにペダルも変えていなかったのでSPD-SLシューズのままで歩きにくく、オフィスビル内での移動も考えると靴をバックパックに入れて持ち歩く必要もあります。

そしてこれが一番の問題なのですが、オフィスビルの貨物用エレベーターは夕方6時まで。折り畳み自転車なら6時を過ぎてしまっても折りたたんで荷物風にしてエレベーターに乗って、普通の出口からしれっと出ることもできますが、ロードバイクではさすがにオフィスのエレベーターやロビーには持ち込めません。

「6時」といってもアバウトなこちらのオペレーションでは5時45分くらいにはもう閉まっていることもあり、さらに10~15分エレベーターを待っていることもあるので余裕をもって5時半前には仕事を切り上げないと間に合いません。

そういったデメリットもあり、とりあえず壊れたリアディレイラーと同じモデル(アルテグラのRD-R8000)を注文して、届くまで束の間のロードバイクライフを楽しむのでありました。


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