今回試してみたのはAir upというイギリス発祥らしい人気商品、のパチモン。
Air upというのは簡単に言えば「香料をアタッチメントできるウォーターボトル」です。
飲み口の部分に各種フレーバーの香りを出すリングを取り付けることで、嗅覚を介して脳が勘違いすることで、飲んでるもの自体は単なる水なのに、脳が勘違いしてジュースを飲でいるかのような感覚が味わえるという触れ込みになっています。
たとえばオレンジの香料を着ければまるでオレンジジュースのように、コーラの香料リングを付ければコーラを飲んでるように感じられるとのこと。
ほんまかいなと思いつつ、ただ、確かに「鼻をつまんで食べると味がわからなくなる」ということもある以上、何気に的を射ているのかもしれません。
ということでTemuで探してみたらパチモンですが同様品が割安で売っていました。
まあ子供のおもちゃと思えば安いものなので買ってみました。
そして届いたのがこちら。
もともとボトルにはオレンジの香料リングが1つ付属されていたのですが、それとは別に複数個入ったリングセットも一緒に買いました。
ということで取り付けます。飲み口に取り付けるリング以外は普通のウォーターボトルと一緒です。
そして水を入れて飲んでみると…。
(´・ω・)・・・
(´・ω・`)
(´・ω・`)
うーん、限りなく水に近い水ですね。
まあ限りなく水に近いというか実際に水なんですが…。
思うにコンセプト自体は良いのだと思います。
が、実際に飲んでみて思うのは、「普通、水飲むときは鼻から息を吸わないよね」ってことです。
たとえば普段ミネラルウォーターを飲むときに何気なくしている動作を分析してみると。
- 呼吸する
- ボトルに口を付けて水を飲む
- ボトルを離す
- 呼吸する
という動作で、そもそも水を飲むと同時に匂いを嗅いでないので香りが鼻に入ってくることもありません。
水を飲む瞬間に呼吸するのは気管と食道が衝突するので不可能なわけです。
つまり、Air upの効用を最大限発揮させるには、同時ではないにしても水を飲む直前直後にボトルの飲み口に口をつけている状態で意識的に鼻で息を吸って香料を嗅ぐようにする必要があります。
これ自体がそもそも不自然な動作で、さらにそれをしても「水が限りなく水に近い水になる」だけで、ジュースを飲んでいる風に感じられるかというとそれにはほど遠い感じがします。
さすが子供の間で流行ってるだけに子供だましだなと思わされましたが、まあ体内に入ってるのは水だけで体に悪いものではないし、息子が喜んで水を飲むようになったので水を飲む量が増えるきっかけになった分には良い買い物だったなと思います。
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