チェックポイントはもちろんギア構成。
平均勾配12%という山をどのようなギア比で上っているのか。
ということでまずはこちら。

一見すると普通のロードバイクのようだが、36TのスプロケットにXTのマウンテンバイク用リアディレイラーを装備。

こちらの人も36Tのスプロケットだがディレイラーはアルテグラのショートケージ。

自分も34Tのスプロケにデュラエースのショートケージリアディレイラーで走れたのでロード用でも走れることは走れるということか…。

こちらはスプロケットは普通だが、

フロントがトリプル。市販の完成品ロードバイクでもトリプルが初めからついているものもあるので、リアをMTB用にするよりはむしろこちらの方が素直な構成なのかもしれない。

逆にフロント三枚に対してこちらはインナーのみ。

フロント34Tにリアは36Tまでという恐るべき構成。アスカトニーのレースでは、オフィシャルサイトでギア比1:1が推奨されていたがその上をいくとは…。

こうして見てみると、どの選手もなにかしら通常のロードバイクのギア構成に手を入れて激坂対策をしているようである。
自分もフロントを小さくするギア構成を考えたこともあったが、クランク型パワーメーターが110BCDまでしかないこと、110BCDの半径では33Tが最小歯数となるため32T以下にすることができず、結果スプロケットの歯数を上げるしか選択肢がなかった。ちなみに130BCDの限界最小歯数は38Tまで。
なにはともあれ、エキノックス級の山も34Tまであれば75rpmのケイデンスを維持して登坂できることがわかったのは収穫であった。
ガリビエ、ラルプ・デュエズ、ゾンコランといったグランツールの峠もエキノックスの平均勾配より緩いので、通常のロードを走る限りは、おそらく自分には34Tより大きいギアは必要ないであろう。
といっても結局フロントとの絡みもあるのでまだまだ考察の余地はありそうである・・・。
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