グレイロック山ヒルクライム大会:出走前の悲劇

レース当日、起床してシャワーを浴びて朝食。

格安モーテルではありながらそれなりに朝食を用意してくれていた。



去年は早いスタート時間にした※が、今年は遅めのスタート枠を選んだのでゆっくりと朝食を食べる余裕がある。(※タイムトライアルの出走時間帯をあらかじめ希望しておくことができる)



ちなみにこのモーテルの朝食は7:30から10:00まで。



朝食を終えて荷物をまとめる。チェックアウトは10:30なので、AscutneyやEquinoxのようにレース後に帰ってきてシャワーを浴びてからチェックアウトといったことはできない。

チェックアウトをしていると、同じモーテルに泊まっている他の選手も出発している。



お互い小降りではあるが雨の様子を心配したり、頂上の温度(地上は摂氏10度だが頂上は4度くらいまで落ち込むらしい)を話す。

モーテルを出発して小降りの中を移動。



山の上は低い雲で隠れている。この辺の山でさえそうなのだからマサチューセッツ州最高峰の頂上は完全に雲の中であろう。



North Adamsに到着。



そのままスタート地点の会場へ。



自転車を車から取り出す。



受付を済ませてウォームアップへ。



ウォームアップは30分ほど。南北に走る幹線道路を15分下って、15分で戻ってくる。



これまで確認したとおり、Stan's No Tubeのシーラントで塞いだタイヤは問題なく動いてくれている。と、思っていたら・・・



体を温めてスタート地点まで戻ってくる直前・・・。

プシュップシュップシュップシュッ・・・。

穴がまた開いてしまった。

今度はスローパンクではなく一気に空気がなくなってベコベコになる。

幸いスタート地点近くまで戻ったところでのパンクだったのではあるが、さすがに押して歩いていたらスタートに間に合わない。

しょうがないので、リムを傷つけてしまうので良くないのだが、ベコベコになったタイヤのままスタート地点まで乗って戻る。

こんなこともあろうかとスペアホイールを用意していたのですぐに付け替えて空気を入れてスタートラインへ。

しかしスペアホイールは90mmのディープリム

これでも走れないよりはよっぽどマシなのでこのまま出走。

それにしてもウォームアップ最後の丁度いいタイミングでパンクが再発したことは幸運だったという他ない

再発したタイミングが少し早ければスタート地点まで時間以内に戻れず、遅ければレーススタート後にパンクしてリタイヤを余儀なくされていたであろう。

そんなこんなでレース前の緊張を味わう間もなく自分のスタート時間が来てスタートすることになったのであった。




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