親和性が高いのは、そもそもArduinoのIDE(開発環境)はProcessingのそれを元に作られたからで、ProcessingはMITメディアラボ(マサチューセッツ工科大学の研究所)にて開発されたものである。
ということもあり、Processingのチュートリアルを見るとまるで大学の授業を受けているような感じがする。
Processingは図形描画に特化したプログラミング言語で、ArduinoとProcessingを連携させることでArduinoの情報をビジュアライズしてパソコンのモニターに表示、記録することができる。
メジャーな使い方としては音楽プレイヤーのビジュアライザー。
音は空気を伝わる周波数なので、音を波形として扱いその波グラフを様々な形で視覚的に表示する。
まずは前回のポテンショメータの例を使い、ポテンショメータによって制御された電流をグラフ表示してみる。
今回はセンサー値を受け取ったあとのパソコン内での処理なので、電子回路自体は前回作ったものから変更する必要はない。
ArduinoとProcessing間の通信はFirmataというライブラリを使うとProcessingから直接Arduinoの基盤と通信できるので楽だが、今回はArduinoとProcessingのそれぞれのプログラム間でシリアル通信を使い連携させる(前回掲載したソースコードにシリアル通信用のコマンドがあったのはそのため)。
そしてポテンショメータのつまみを回すことでその電流値をグラフ表示することに成功。
ちなみにこちらの例ではLEDの電流に合わせて画面右下のモニターにグラフを描画している。
さらにこちらの例では脈拍をArduinoで読み取りグラフ表示している。
脈拍・・・?
心拍数・・・。
ハートレートモニター!?
やっと自転車につながってきた・・・。
いやまさかとは思っていましたが、やはりここでしたか!
返信削除自作サイコンがどこまでたどり着くのか、非常に興味あります。遠大なチャレンジと思いますが大いに期待します。
もちろん自転車なしには語れません!
削除が、目的は単なるサイコンに非ず、です!