2016年第7戦:マウントエキノックスヒルクライムレース



久々のブログ更新。

というのもこれまでブログへの写真アップロード用に使っていたGoogle Picasaがサービスを終了して使えなくなってしまっていたため。

一応後続サービスでGoogle Photosがあるのだが、インターフェースが違う上にPicasaで愛用していたデスクトップ用のアプリケーションがないので一苦労。

なんとかアップロードからブログに表示するようにして再開。




ということで今シーズン最後のアメリカでのヒルクライムレース。


前週に超激坂で試走済みなのでそのままのセッティングで車へ詰め込む・・・。

と思ったら・・・。



なんと中華カーボンのフロントホイールのスポークが切れている・・・。

先週末に本番前の試走をしたときは問題なかったのに・・・。

スポークをなおしてる時間はないのでBontragerのAeolus D3のカーボンクリンチャーを積み込む。


気を取り直して出発。

今回は家族も一緒。



いつも通り北上してバーモント州へ。

途中でウォルマートへ寄って食料調達。

が、なんとポテチの新しい味が出ている。



インドカレー好きとしては外せないティッカマサラ味。




トロイを通過してベニントンに到着。

ここの宿で一泊。



午後は付近でやっていたアートフェスティバルへ。






アンティークショップの中へ入る。





小さな小物がぎっしり。



昔コインを集めていた身としては見とれてしまう。



なんと当時集中して集めていたプロイセン時代のライヒスマルク銀貨も。





その後アイスクリームショップへ。



幹線道路脇にあり、食べる場所は外のベンチしかない。アメリカンな雰囲気漂う地元の店。



ココナッツアイスクリームを堪能。




ちなみにここベニントンは廃線となった線路がそこらかしこにある。





夜は元駅舎があった場所を改装したレストランへ。



元駅舎だけあって今も車両や線路が残っている。



屋内は天井が高く開放感がある。



調度品はアジアンテイストなものも。



まずはサラダバーに。







たまたまネットで中国のサラダバー事情を見た後だったのでハイソな雰囲気が随分違う。

想像をはるかに超えていた…中国でサラダバーが廃止になった理由がよくわかる写真いろいろ


メインのシュリンプスキャロップパスタ。



そしてサーモン。




明日に備えて駅舎をあとにする。




夜は出歩こうと思ったがレース前で歩きたくないので早めにモーテルへ戻る。



学生は夏休み期間だからか、モーテルは空き部屋なしで満室。




ちょうどテレビではオリンピックの開幕式。

ポルトガル語順なのか、思ったよりアメリカの選手団の登場が早かった。



が、Jのジャパンが来る前には寝落ち。





翌朝、モーテルを出発。

30分ほど高速を走らせてエキノックスの麓へ。



レジストを済ませて



ロードバイクをセットアップ。




先週試走した通り、今回12%の平均勾配ということでフロントは28T。



天気はあいにくの雨。

パラパラ雨なので普通に着替えてウォーミングアップ開始。

が、ウォーミングアップ後しばらくして土砂降りの雨に。

靴下の中までビチャビチャに濡れて車へ戻る。

軒下でローラーをしている人を見て今回は選択間違ったなぁと思った。




気を取り直してレース開始。今年はホワイトフェイスでも使われていたがドローンで空中撮影がされていた。



過去50分切りをしている選手はチャンピオンクラスで参加可能なので自分も第一陣でスタート。

今回の目標はイーブンペースで丁寧にペダリングしていくこと。

いつも通り開始直後に先行する選手は多いが、こちらは一定出力を保ってじわりじわりと後から追い上げていく。

9人ほど先行し、レベルが違うトップは開始早々見えなくなる。

すぐに1人、2人と抜き、10分ほどで固まった2人をさらに抜く。

中盤をすぎてからは各選手の距離もバラけ、少し先は見えないような霧の中をひたすら一人旅。

それでも霧の中から現れる選手を1人、また1人と抜きおそらく4位の位置。

山の尾根に出て、いつもならパーッと視界が開ける気持ちのいい天空の道も今回は濃霧でまったく視界がない。

残り1km弱というところで後ろから抜かれる。

こちらは九十九折の緩斜面側をシッティングでクルクル回していたのだが、彼はダンシングで内側から抜いていった。

が、こちらもペースを一定に抑えていたおかげで余力はとっておいたので食らいつく。

ラストスパートの目印にしていたゲートが濃霧のせいで見えず、スプリント開始が遅れてしまったがそれでもゴールスプリントをして最後は抜き返してゴール。



前回と同じく、山頂は完全に雲の中に入り、気持ちのいい雰囲気。





ただ眼下に見下ろせるはずのグリーンマウンテン(バーモント南部の山岳地帯の呼称)の景色は全く見えず。



地元産のドーナツとコーヒーを飲んで休む。



エキノックスは他のクライムと違い、自走での下山が禁止されているので山頂には先に家族が自動車で待機。



おかげで他の選手のゴールを待っている間、霧の中で花と戯れる我が子と束の間のひととき。



最後の走者がゴール。我が子も一緒に拍手。



例年は中で休むことができたカトリックの山岳小屋も今年は閉まっており、霧も寒さも厳しくなってきたのですぐに下山。





下山して上を見上げると山が雲に包まれている。さっきまで雲に包まれた中にいたのかと思うと趣深い。



リザルトを見ると総合5位。年齢別2位。

なんと最後で頑張って抜き返した選手は、自分より5分遅れで出た第二陣の選手だった。

そしてそのカナダから来た選手が総合2位、かつ同年代だったので年齢別1位であった。

結果はともかく、課題として設定したペース配分やペダリングは合格点。

昼頃になって雨もやんで陽が差してきたので北へ。



帰りは街全体がショッピングモールとなっているマンチェスターセンターまで行ってタイ料理。



ここのトムヤンクンとマサマンカレーが絶品ですでに3回目のリピーター。




シーズンも最終に入り、いい感じでコンディションを上げれてこれたのであった。


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