ブルベ禁止令

遡ること約一ヶ月前の出来事になるのだが、家族からブルベ禁止令が出てしまった。

とりあえず5月のブルベイベントに理解を得てもらおうと説明したのが始まりだった。

5月には300kmと400kmがあったのだが、300kmの場合、開催地がニュージャージー州、土曜日の午前4時開始(もちろん電車の始発は間に合わない)ということもあり、前日泊必須となる。さらに制限時間が20時間ということで、夜の終電にも間に合わず、レンタカーを借りたとしても前後泊含めた3日間家を空けることになるのは確実である。400kmは言うに及ばず、600kmともなれば4日間家を空けることになる。

一般人(?)には、数日間家族をほったらかしにして、ただ自転車でひたすら走ってるという行動は理解されないらしく(まあ自分でも理解されないだろうなぁーとは薄々感じてはいたが・・・)、なんでそんなバカなことをするのか、何の意味があるんだと責められる始末である。

前回、丸一日家を空けた挙句、両足に怪我をしアバラを折って帰ってきたという前科があるため、「大丈夫だよ (^^;)」と主張しても説得力に欠けることこの上ない。

さらには保険の問題もある。アメリカは医療費がバカ高いくせに保険制度が複雑で、今現在自分は5月で保険が切れているため、4月の怪我では保険対象となったが、5月以降に怪我を負った場合、保険がきかなくなってしまうのだ。

というわけで自転車禁止令が出かけたのだが、とりあえず交渉の結果、以下のような条件で今後のライドが制限されることになった。

 ・数日間家を空けるような長距離ライドは避ける
 ・1年の参加イベント数は10個まで

今の状況なので今後の理解次第では変わるかもしれないが、とりあえず現時点では、「ちょっくらPBP走ってくるわー」と言って、パリに行って5日間走り続けて帰ってくるというような芸当はできないわけで。

2番目の参加イベント数の制限も、今年はいろいろ走ってみようと思っていただけに痛いのではあるが、10個というのはそれなりに検討した結果なので、ニューヨーク近郊のイベントに絞れば数的には何とかなると思う。

とりあえずブルベは上記の怪我、保険の問題もあり禁止されてしまったわけだが、せっかくライトもしっかり準備して今後のブルベに備えていただけに、いきなり目標を奪われてしまい戸惑った状態になった。

ということで今後の方針を次回考察していきたいと思う。


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