今回の話は女性の方には伝わりにくいかもしれないが、男子トイレの「小」をする方の便器、いわゆる(?)男性専用便器は、ある程度のエリアの受け皿が用意されていて、そこに出すことになる。
というのも男性というものは、小の射出方向をある程度自由に動かすことができるので、あさっての方向に射出されて飛び跳ねるのを防ぐためである。
とはいっても、そもそも男性の小というものは飛び跳ねやすい性質を持っていて、トリビアの泉でも、男性の小が思ったよりも飛び散っていることが紹介されたくらいである。
つまり、小をするときに、普通に便器にかけていては、どこに飛び散っているかわからず、最悪の場合、目に見えぬ飛沫が自分に跳ね返っているかもしれないのだ。小を受けるための便器が、その便器のせいで自分に跳ね返るかもしれないという事実は、ミイラ取りがミイラになってんじゃねえよといいたくなる感じで、小型便器に対する不満は溜まっていく一方なのである。
そこで、とある便器(特に小学校あたりに多いと思う)では、わざわざ(?)トイレの丸い芳香剤が便器の受け皿の下部のところに転がっていて、小をしている最中は他にすることもなく手持ち無沙汰なので、狙いを定めずにはいられず、芳香剤めがけて射出して、芳香剤をコロコロ転がして
しかし、おそらく大学や一般オフィスでは確信犯の如く芳香剤を置くようなことはしないのか、大人になるに連れて芳香剤のある便器を見かけなくなっていくものなのである。というかそもそも芳香剤にかけていては余計に飛び散ってるんじゃないかという逆効果説まで浮かんでくる。
ところが、フロリダの、どこかは忘れたがおそらくディズニーワールドのどっかの便器では、なんとちょうど狙いやすいところに、小さい貝のマークがついているのである。
もともと、どこかに狙いを定めずにはいられない本能を持っている男性諸君にとっては、その貝のマークは文字通り「格好の的」であり、ついつい無意識下においてもいつの間にか狙いを定めている自分がいたのである。
もし貝のマークの位置が飛び跳ねを防ぐための最適位置を表していたのであれば、本能を利用したまたとない飛び跳ね対策なのである。
または、誰でも子供だったあの頃に戻れる夢の国ということで、少年心に戻るために芳香剤の代わりに用意しているのであろうか(日本限定かもしれないが)。
おそるべし、ディズニー。
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